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2020年1月6日 

1月11日(土)より、「化現の光」(名古屋芸術大学)を開催します。

アーティスト|浅井和真、小田智之、高木明子、名知聡子、西山弘洋、吉本作次
会場|アートラボあいち3階
会期|2020年1月11日(土)~2月16日(日)
関連イベント|2020年2月8日(土)16:00〜 アーティストトーク

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美術作品を観ていると、そこに不思議な「なにか」を感じることがあります。それは空間だったり誰かだったりあるいは感情だったりと様々で、作品はそれへのきっかけや入り口となります。私はその得体の知れない「なにか」を尊敬と畏怖の念を込めて"神さまっぽいもの"と名付けました。
今回アーティスト達には、この"神さまっぽいもの"を作ってもらいました。人は言い知れぬモノと対面した時、これまでの情報は取り払われ、ただの生物・ヒトへ戻ります。大規模な災害や美しい夕日がそうであるように、無数にあった関係性は消滅し、まるで鏡のように自分を見つめるのではないでしょうか。
今やインターネットにより関係性は無数に生まれ、それと同時に様々な孤独も存在します。この会場では一旦ヒトへと戻り、自身を感じて頂けたらと思います 。そしたらきっと今夜寂しくても少しは平気になれるんじゃないかなぁ、と思うのです。ここで会った、化身に映ったその姿を思い浮かべて。

本展ディレクター 名知聡子


主催|名古屋芸術大学、あいちトリエンナーレ実行委員会
ディレクター|名知聡子
総合プロデュース|竹本義明 田中範康、津田佳紀、萩原周、大崎正裕