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2020年11月27日 展覧会

task(名古屋芸術大学)

参加メンバー|青田真也、青木一将、秋吉風人、大田黒衣美、田村友一郎、西田雅希、三宅砂織、本山ゆかり、吉田有里、渡辺英司
会場|アートラボあいち2階、3階
会期|2020年11月27日(金)〜12月20日(日)
※新型コロナウィスル感染症の状況により、予定を変更する場合があります。
※来館にあたっては、アートラボあいちの新型コロナウィルス感染拡大防止対策にご協力ください。

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名古屋芸術大学は、2021年度より新たに現代アートコースが創設されます。 新型コロナウイルスの蔓延や世界の情勢に揺らぎのあるいま、世界を捉える力が問われています。現代アートとは、美術史や歴史の文脈に寄り添いながら、どのような文脈の上に立脚し、 自らの問いを作品を通して現代の社会に投げかけるというダイナミックな実践であり実験とも言えます。このプロジェクトでは、名古屋芸術大学にて美術教育に携わる10 名の仕事を紹介します。

主催|名古屋芸術大学、国際芸術祭「あいち」組織委員会
企画|名古屋芸術大学 美術領域
協力|AOYAMA | MEGURO、WAITINGROOM、KAYOKOYUKI、KENJI TAKI GALLERY、TARO NASU、 Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]、 ミラクルファクトリー、Yuka Tsuruno Gallery、Yutaka Kikutake Gallery、株式会社 堀内カラー

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青田真也/AOTA Shinya
身近な日用品など、さまざまなものの見慣れた表層をヤスリで削る作品シリーズを中心に、本質や価値を問い直す作品を制作。名古屋港エリアのアートプログラムやフェスティバルの共同ディレクターも務める。

青木一将/AOKI Kazumasa
現代美術のインストーラーチーム、 ミラクルファクトリーとして、作品を効果的に見せるための展示設営や、アーティストの作品の構想を可視化・具現化するための制作補助などを行っている。

秋吉風人/AKIYOSHI Futo
描くという行為への執着と共に「絵画」という概念の解体と再構築を実験的に続け、複数の絵画シ リーズとして展開している。

大田黒衣美/OTAGURO Emi
1身の回りの素材を扱い、個人的な感情を通して垣間見える、日常に潜む説明しがたい出来事や、正気 と狂気の狭間の人間の精神のあり方を考察した作品を発表している。

田村友一郎/TAMURA Yuichiro
既存のイメージやオブジェクトを起点にしたインスタレーションやパフォーマンスを手掛ける。土地固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで着想源は幅広く、現実と虚構を交差させつつ多層的な物語を構築する。

西田雅希/NISHIDA Maki
国内外でキュレーションと批評活動を行っている。多種多様なものが同時に存在する環境への興味から、コミュニティと創造に関する研究も積極的に行っている。

三宅砂織/MIYAKE Saori
誰かが見たものとして既にある画像を源泉に、フォトグラムや映像などを用いて制作している。人々の眼差しに内在する「絵画的な像を多声的に抽出するという試みを展開している。

本山ゆかり/MOTOYAMA Yukari
絵画を構成している要素を分解しながら、絵画をつくる/鑑賞するときに起きる出来事をつぶさに見つめる作業をしている。

吉田有里/YOSHIDA Yuri
アートセンター、国際芸術祭、アートプロジェクトなどでの企画、 コーディネート、運営を行う。名古屋港エリアのアートプログラムやフェスティバルの共同ディレクターも務める。

渡辺英司/WATANABE Eiji
図鑑から切り抜かれた植物や蝶のインスタレーションや、彫刻や絵画など、さまざまなメディアを用 いた作品を発表。ギャラリースペースの改修・企画を行い、若手や海外作家の発表の機会を提案するオーガナイザーとしても活動している。

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