市原 佐都子(Q)

  • 1988年大阪府生まれ
  • 東京都拠点
  • Photo: Mizuki Sato

2011年より劇団Qを主宰。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。女性の視点から、性や、異種間の交尾・交配などがフラットに描かれる戯曲では、観客の身体を触覚的に刺激する言葉が暴走し、舞台上の俳優たちは時に戯画的に、時に露悪的に台詞を全身から発散させる。そこでは、男性中心的、人間中心的に語られてきた性や生殖行為が無効化し、社会のマジョリティを覆っている倫理観や道徳観念にもラジカルな疑いがかけられる。

今回世界初演を迎える新作は、エウリピデスによるギリシャ悲劇『バッコスの信女』のテーマや構造を自由に咀嚼した、現代の性や生殖、狂乱をめぐるファンタジーとなる。

主な作品発表・受賞歴

2018
『私とセーラームーンの地下鉄旅行』韓国香港日本共同制作、南山アートセンター、ソウル(韓国)
2018
『毛美子不毛話』『妖精の問題』KYOTO EXPERIMENT、京都
2017
『毛美子不毛話』第61回岸田國士戯曲賞最終候補、東京
2017
『毛美子不毛話』韓国ソウルマージナルシアターフェスティバル招聘、ソウル(韓国)
2013
『いのちのちQ Ⅱ』フェスティバル/トーキョー公募プログラム、東京
2011
戯曲『虫』第11回AAF戯曲賞、愛知、優秀賞受賞
  • 『地底妖精』 2017、SCOOL、東京
  • Photo: Mizuki Sato
  • Courtesy of Q