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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

ラーニングセンターへたち

Learning Center HETACHI

  • ラーニング
  • 愛知芸術文化センター

拠点情報

ラーニング・プログラムでは、来場者が芸術祭との関わりを多角的に増やせる場所として、愛知芸術文化センター8階展示室Jにラーニングセンターへたちを開設します。

ラーニングセンターへたちってどんな場所?
  • 憩いの場
    鑑賞のあいまにちょっと一息つきたいときや、鑑賞後に作品の感想を話したいときに、気軽に利用することができます。※飲食はできません
  • 学びの場
    レクチャーやワークショップなどのプログラムに参加したり、ラーニングセンター内にあるライブラリーの本を読んだりして「あいち2025」や参加アーティストなどについて学ぶことができます。
  • 交流の場
    芸術祭を支えるボランティアの活動拠点として、来場者とボランティアが交流を深めることができます。
「へたち」ってなに?

ラーニングセンターへたちがある展示室Jは、大きくカーブした壁が特徴的な不思議なかたちをしています。これは、「フォーラム」と呼ばれる愛知芸術文化センターの特徴である大きな吹き抜け空間に切り取られた形です。「へたち」とは、建築や土木の分野でよく使われる言葉で、まちづくりや道路整備の中で変わった形で取り残された「野菜のへたのような土地」に由来します。建築や土木の分野では、「へたち」を見ると街の変遷がわかったり、まちのなかのおもしろい場所として扱われたりとポジティブに捉えられことも多く、展示空間としては独特の形状をもつ展示室Jの特徴を最大限活かした会場をつくります。

ラーニングセンターへたちができるまで

ラーニングセンターへたちにおいてあるソファーやパーテーションなどの家具たちは、もともと同じ建物の中にある愛知県美術館をはじめとした愛知芸術文化センター内で使用していたものを借りたり、譲ってもらったりしたものたちです。これらの家具たちは、会期中一時的にここに集められ、人々に使われたあと、会期終了とともに元の場所に戻っていきます。展示室Jにとどまらず、愛知芸術文化センターという建物自体もラーニングセンターへたちを通して知ってもらえるような設えをめざしています。

  • イメージ図