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2018年5月29日 展覧会

アートラボあいち自主企画展 斉と公平太「グスタフ・フェヒナーもしくはベンハムの独楽」を7月6日より、開催します。

アーティスト|斉と公平太
会場|アートラボあいち3階
会期|2018年7月6日(金)〜8月26日(日)(祝日を除く月曜日から木曜日は休館)
イベント|アーティストトーク 7月6日(金)17:00〜18:30

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Photo by Kido Tamotsu

愛知県を拠点とし、様々な表現手法や媒体を用いて多彩な活動を展開する斉と公平太の個展を開催します。近年では中日新聞プラスで月間連載する少しブラックなユーモアが効いた、独自の着眼点から社会を考察する記事などがあります。また、ご当地キャラとして名を馳せるオカザえもんの作者でもあります。現代美術というジャンルに囚われず、しかし物事の価値の在り処を問う現代美術だからこそ可能な広がりをもつ活動です。
今回は、タイトルからも想起されるように巨大独楽(こま)を作成し、展示室でその独楽を回転させるという衝撃的な作品となります。錯視の研究に迫り、入念なリサーチとスリリングな出会いの過程を追った前作《オオウチ錯視の作者を探す旅》を引き継ぐように、本展でも認知科学、心理物理学、そして芸術の接点を独自のユーモアを持って探求します。


この作品は、「直径4メートルのベンハムの独楽を作って回す。」 というものです。
「ベンハムの独楽」は、白黒の模様が回転すると色がついて見えるという昔からある定番の独楽です。
このチラシを作成している時点で、 まだこの巨大独楽は完成しておらず、本当に回るのかどうかやってみるまでわかりません。
7月6日からはじまるこの展示に来ていただければ、回すことができたのかどうか、事の顛末がわかると思います。
『斉と公平太(2018年5月28日に記す)』


斉と公平太(Saito Koheita)
1972年生まれ。1994年頃から美術作家として活動をはじめる。絵画やインスタレーションによる作品発表の他、近年では、オカザえもんのデザインや執筆活動などもおこなっている。執筆活動に、中日新聞プラスにてコラム『芸術は漠然だ!~斉と公平太のムダに考えすぎ~』(2017年6月より連載中、http://chuplus.jp/blog/list.php?category_id=591)。