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2022年10月19日 展覧会

「風景をうつす」(名古屋学芸大学企画展)

アーティスト|弓指寛治、幸 洋子、南條沙歩、樋口誠也、伏木 啓、村上将城、山本努武、井垣理史
会  場|アートラボあいち2階、3階
会  期|11月5日(土)ー12月4日(日)

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 本展では、名古屋学芸大学映像メディア造形学部映像メディア学科の卒業生と教員が制作した作品の中から、特定の場や状況の「記録」、または個人的な「記憶」から立ち上げた作品を選び、展示・上映します。本展のタイトルにおける「風景」は、目の前に広がる景観だけでなく、心象風景などの想像や記憶上のイメージが含まれます。
 19世紀に発明された写真や映画は、現実を写すメディアとして発展し、テクノロジーの進化と共に現実を越えるリアリティを創造してきました。映像メディア学科では、これらの映像の歴史を辿りながら、映像に留まらない視聴覚分野全般を研究・教育し、多様な卒業生を輩出してきました。本展では、現代美術、映像/アニメーション、写真の領域で活躍する4名の卒業生とともに、視覚メディアと記録/記憶の関わりを、多様な表現手法によって考察します。


弓指寛治(Yumisashi Kanji)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 卒業、名古屋学芸大学大学院 メディア造形研究科 修了。 ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校の第一期生として学んでいた2015年に、交通事故後で心身のバランスを崩していた母親が自死。それをきっかけに、「自死」や「慰 霊」をテーマとし創作活動を続けている。

幸 洋子(Yuki Yoko)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 卒業、東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻修了。日々の出来事をもとに、様々な素材で作品を制作している 。 最新作『ミニミニポッケの大きな庭で』 (2022)が第75回ロカルノ映画祭でプレミア上映される。

南條沙歩(Nanjo Saho)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 卒業、京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻構想設計修了。身体感覚を意識しながら、断片的な記憶を気配として描写するような手描きアニメーション作品を制作している。また、フリーのアニメーション作家として多数のミュージックビデオを制作している。

樋口誠也(Higuchi Seiya)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 卒業、名古屋学芸大学大学院 メディア造形研究科修了。 現在、名古屋学芸大学 映像メディア学科 助教。実物ではなく敢えて「映像(イメージ)」を介して見たくなることに関心があり、 写真・映像を扱った作品を制作している。写真新世紀 2020にて、グランプリを受賞。

伏木 啓(Fushiki Kei)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 教授。時間意識における線形性と非線形性の重なりを主題として、身体と映像などのメディアを複合的に扱ったパフォーマンス/舞台作品や、特定の場所の歴史的、空間的特徴にアプローチした映像インスタレーションなどを制作している。

村上将城(Murakami Masakuni)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 講師。風景という言葉だけでは回収できない、人の営みによってもたらされる多様な視覚性としての原風景を、 写真で記録することを試みている。

山本努武(Yamamoto Tsutomu)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科 准教授。景観や空間を扱った視覚芸術作品を制作。近年は認知心理学における実験や問題を作品要素に引用し、芸術体験とヒトの認知機序の関係性について研究している。

井垣理史(Igaki Masashi)
名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科 准教授。空間表現が専門。様々な素材を用いて「際」や「間」を浮かび上がらせるインスタレーションを制作。また、パフォーマンス/舞台作品の空間構成や美術を担当し、身体や映像との関わりによるオブジェクトを制作。


企画|名古屋学芸大学
主催|名古屋学芸大学、国際芸術祭「あいち」組織委員会
助成|一般財団法人地域創造