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2025年8月22日 展覧会
次回展覧会|山ノ内陽介 「太古の残滓(ざんし)をくみ上げる」(アートラボあいちと四芸大による連続個展)
会 期|2025年10月4日(土)〜10月19日(日)
開館時間|11:00〜19:00
休 館 日|10月6日(月)、7日(火)、14日(火)、15日(水)
観覧無料
関連イベント_アーティストトークとゲストレクチャー
日 時|2025年10月4日(土)14時00分〜16時30分
山ノ内さんによるアーティストトーク(30分程度)の後、愛知県美術館学芸員である副田一穂さんをゲストに、美術におけるシュルレアリスムについてレクチャー(90分程度)を実施します。
ゲスト:副田一穂(愛知県美術館学芸員)
定 員:30名程度(申し込み不要、当日先着順、参加無料)
山ノ内さんが描く絵画作品には、大きく分けて4つのカテゴリがあります。モチーフを具象的に描くもの、色面や幾何学的なモチーフで構成された抽象的な絵画、絵の具で作った薄い膜に図像を描きそれを使って構成された絵画、塑像をつくるように対象を描いた作品。それらは、「何を」「どう」描くのかを考え制作されています。今回の展示では、新作を中心に展示します。
山ノ内陽介 Yamanouchi Yosuke
1996年愛知県生まれ、千葉県在住。名古屋造形大学洋画コース卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。具象絵画、抽象絵画、絵の具の皮膜を用いて描かれたもの、塑像をつくるように対象を描くものと、大きく分けて4つのカテゴリがある。それらは、「何を」「どう」描くのかを考え制作されているもので、特徴的なシリーズとしては乾いた絵の具の表面に絵を描きそれを剥ぎ取って絵画に貼り付け制作する「皮膜」を用いた作品があげられる。近年の主な展覧会に個展「秩序への回帰と新たなる予感」(2025年7月予定、CANDYBAR Gallery、京都)「月光と狂気」(2024年、biscuit gallery、東京)「形而上的ビバリウム」(2024年、CANDYBAR Gallery、京都)、「マインドワンダリング」(2024年、銀座蔦屋書店、 東京)「水仙と鏡」(2024年、京都蔦屋書店、京都)グループ展「biscuit gallery 4th anniversary exhibition「grid4」(2025年、biscuit gallery、東京)等がある。
《dive to darkness》2024年 油彩、キャンバス(Photo Hikari OKAWARA)
《see-through Ⅱ》2024年 油彩、キャンバス(Photo Hikari OKAWARA)
愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学とアートラボあいちによる連携プロジェクトとして、国際芸術祭「あいち2025」に会期に合わせ4名のアーティストによる個展を連続して開催するものです。各大学から推薦された今後の活躍が期待できるアーティストの中から、キュレーターの服部浩之、各大学担当教員、アートラボあいちスタッフが協議し、選出しました。アーティストとしての活動を始めた彼らには、大小合わせて3つ(合計約150㎡)の展示室での個展は大きな挑戦となるでしょう。あいちで芸術を学んできた、未来を担うアーティストによる展覧会にご期待ください。
グラフィックデザイン|谷澤陽佑
主催|国際芸術祭「あいち」組織委員会、愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学
助成 文化庁
協力 名古屋芸術大学 印刷工房