プロジェクト
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2026年1月22日 展覧会
次回展覧会|『if』宇留野圭(名古屋芸術大学)
アーティスト|宇留野圭
会 場|アートラボあいち3階
会 期|2026年2月6日(金)〜3月1日(日)
休館日|月曜、火曜
関連イベント|宇留野圭によるアーティストトーク
ゲスト:堤拓也(キュレーター、グラフィックデザイナー)
日 時:2月8日(日)14時から(90分程度を予定)
定 員:30名程度、先着順、事前申し込み不要
私はこれまで、家具や洗面台、部屋といった日常の断片や身体のパーツを、舞台セットや機械のような造作によって虚構の世界を立ち上げるように、現実とは異なる秩序のもとで再構成してきた。そこでは、異なるもの同士が別なる条件や影響関係のもとで結びつき、現実と虚構、内と外、他者と自己のあいだに潜む見えない関係性を描いている。
2021年から制作している部屋シリーズでは、個々の部屋は独立し、閉じた存在として立ち現れる。一方で、それらは見えないところでバネと動力を介して微妙に干渉し合い、あるいはパイプを通して空気によって接続され、その不可視のつながりは音へと変換されていく。
展示タイトル『if』は、英語の接続詞としての「もし~なら」という仮定と、部品同士を結ぶ「接続」という二つの意味を含んでいる。「もし、この音が別の部屋へ届いているとしたら」「もし、この部屋が別の部屋へと繋がっているとしたら」。そうした仮定と接続のもと、本展では、これまで別々に制作してきた部屋シリーズをひとつの構造として接続する試みを中心に、他の作品群も含めて構成する。断片として存在していた空間や形態は、互いに影響し合いながら、新たな関係性と全体性を帯びて立ち上がり、虚構の世界を通して新たな現実の視点を浮かびあがらせる。
宇留野圭
*この展覧会は名古屋芸術大学を卒業し、制作活動を継続している若手作家を紹介するアワード「nu-award」の第二弾です。名芸のバックアップを受け、卒業生のアーティストとしてのキャリアアップへとつながる展覧会を開催していきます。
デザイン|久保海音
主催|名古屋芸術大学、国際芸術祭「あいち」組織委員会
助成|文化庁
宇留野圭
1993年 岐阜県生まれ。
2023年 名古屋芸術大学大学院美術研究科修了。愛知を拠点に活動。
自身を取り巻く生活世界や絵画、舞台芸術などにインスピレーションを受けながら身近な事象を基軸に、機械や舞台構造を用いた立体作品やインスタレーションを発表している。