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2023年9月12日 その他

参加者募集ページ(アーカイブ)

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今年度アートラボあいちでは、プログラムディレクターに野田智子氏を迎え、国内外の芸術祭やアートプロジェクトなど、アートの実践現場で活躍できる人材の育成を目指します。本プログラムでは、芸術祭やアートプロジェクトの企画・運営を担う専門家をゲストに招くレクチャーと、参加者が自由に意見交換を行うHR(ホームルーム)を行います。また、芸術祭に関する実践的な活動も予定しています。

プログラムの仕組み
[オリエンテーション] プログラムの説明と参加者の自己紹介の時間を設けます。
[レクチャー]芸術祭やアートプロジェクトの企画・運営を担う専門家をゲストに招き、各分野の専門的な知識やこれまでの事例の紹介等をします。
[HR(ホームルーム)]レクチャー内容について自由に意見交換を行うことで、芸術祭について学び、運営側の視点に関する理解を深めます。
[実践]国際芸術祭「あいち」の関連企画をサポートします。(予定)
[アーカイブ] 各回の活動内容をアートラボあいちのWEBサイト等で報告します。

実施場所
アートラボあいち2階 会議室(名古屋市中区丸の内3-4-13 愛知県庁大津橋分室2階)

参加費
無料(交通費や昼食代等は各自負担となります)

活動時間とスケジュール
時間|10時30分〜17時00分(昼休憩有り)

レクチャー・HR
1回目|2023年9月30日(土) レクチャー「まちとアートをつなぐ」
ゲスト|吉田有里(アートコーディネーター/MAT, Nagoyaディレクター/ 名古屋芸術大学准教授)
この地域でのアートマネジメントの実践例として、名古屋市の港まちエリアで展開するMinatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]での活動を通じて、まちとアートのつなぎ手の仕事に迫ります。

HR[オリエンテーション、参加者交流会]
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2回目|10月28日(土) レクチャー「キュレーターの仕事」
ゲスト|塩津青夏(愛知県美術館学芸員)
美術館や芸術祭の中で展覧会がどのようにつくられているのか、過去に開催された事例を辿りながら、キュレーターの職能について考えます。

HR[芸術祭についての勉強会]
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3回目|11月12日(日) レクチャー「都市/地域、建築側からの芸術祭空間論」
ゲスト|山岸綾(建築設計者・芸術祭アーキテクト/中部大学工学部建築学科准教授)
各地で開催される芸術祭にアーキテクトとして関わっている立場から、空間と作品と観客を接続するアーキテクト/設計者の役割について紐解いていきます。

HR[カスタマージャーニーマップ※ワークショップ]
※主にビジネスのシーンで用いられるもので、顧客の体験や印象を中心にサービスを設計する手法のこと。来場者になりきり、時系列に浮かぶ感情を中心に体験を組み立てる。
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4回目|12月16日(土) レクチャー「編む、ほぐす」
ゲスト|多田智美(編集者/株式会社MUESUM代表/株式会社どく社共同代表)
アートに限らず出来事やもの、人の営みや文化などを言葉を通じてつなげる(結ぶ)編集者の仕事について、これまでの活動を紹介していただき、「編集」の可能性を探ります。

HR[国際芸術祭地域展開事業「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」※に関するディスカッション]
※10月14日から11月5日まで開催される現代美術展、観覧無料 
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最終回|2024年1月20日(土)、1月21日(日) ワークショップ「見えない風景」
ゲスト|下道基行(美術家/写真家)
これまでの作品やプロジェクトについて紹介いただき、2010年より全国各地で開催された「路上観察」によって見出された"言葉"によって地図をつくるワークショップに参加します。アーティストの仕事を直接体験し、アーティストが世界を捉える視点やその思考に触れます。

実践活動/2月頃を予定

募集人数  10名程度

対象・応募条件
以下の条件を全て満たすこと
・満18歳以上(2023年4月1日時点)
・アートコーディネーターやアートマネージャー・キュレーターなどアートに関わる仕事を目指している方
・大学や専門学校、アートスクール等の教育機関にて美術・芸術分野を専攻または在籍していた・している方
・全5回の日程への出席の他、実践活動などに積極的に参加が可能な方
・愛知県西尾市で開催される、国際芸術祭地域展開事業「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」
 (会期:2023年10月14日(土)から11月5日(日))について、観覧が可能な方 

申込方法
参加希望者は、件名に[アートマネジメントアカデミー2023参加申込]と明記し、以下の項目を全て記入の上、メールにてお申し込みください。
1)氏名(ローマ字表記も追記すること)
2)所属
3)参考となる学歴
4)現在の主な活動場所
5)日中連絡のとることができる電話番号
6)関わったことのある国内外の芸術祭やアートプロジェクト(プログラム・肩書き等)
7)応募の動機(400字程度)
8)主催者へ事前に伝えておきたいこと
申込先アドレス|ala@aichitriennale.jp

申込期限 2023年9月10日(日)募集期間は終了しました
※メール受信の確認後、受付完了の返信をいたします。9月12日(火)正午までに受付完了メールが届かなかった場合には、次の電話番号までお問い合わせください。電話:052-961-6633(受付日時|9月12日(火)から14日(木)13時から19時)

選考スケジュール
1)書類選考結果通知 2023年9月15日(金)※メールにて通知
2)オンライン面接  2023年9月23日(土)
※書類選考に合格された方にはオンライン面接を行い、参加者を決定します。
※上記の面接日に不都合がある場合は個別に調整します。

注意事項
本プログラムの記録写真および記録動画を、活動報告や広報の目的で、印刷物やウェブサイトで公開する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
12月16日(土)の回では、国際芸術祭地域展開事業「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」に関するディスカッションを実施します。当日までの課題として、本展覧会の観覧を各自に設定しますので、ご承知おきください。

主催 国際芸術祭「あいち」組織委員会

助成 文化庁

企画・運営
 プログラムディレクター|野田智子(アートマネージャー、Twelve Inc.取締役)
 コーディネーター|近藤令子(アートラボあいちマネージャー)
 アシスタント|岡本涼伽、城所豊美(アートラボあいちスタッフ)

ロゴデザイン
 有佐祐樹(グラフィックデザイナー)https://marqmew-d.tumblr.com/