コラムプロジェクト

参加アーティストたちによる展示に加え、この地域の活動の背景となる歴史的なものを掘り下げること、参加するアーティストたちの活動を共通項でつなぐこと、先端的で実験的な表現を紹介することを目的としたプロジェクトを展開する。いくつかのキーワードに基づき、展示やレクチャーなどさまざまな形をとるこれらのプロジェクトは、全体のコンセプトを補間するとともに、アーティストの展示を背後で支え、時に相対化するものとして機能する。

『交わる水-邂逅する北海道/沖縄』

南北に縦に伸びる地形を持つ日本の歴史にあって、北海道と沖縄は隣国と身近に接する場所であり、「先端」として時代の激しい変化を直接的に体験してきた。海を隔てたこの二つの地を、さまざまなアーティストが訪れ、異邦人のようにして集い、交流を重ねるとともに影響を受けあってきた。アートを通じて、それぞれの歴史、伝統、近代、環境そして現在を再考する。端聡(北海道)と町田恵美(沖縄)のキュレーションのもと、石田尚志、岡部昌生、山城知佳子、ミヤギフトシ等が参加。

辺名地ANNEXギャラリー屋上、沖縄本部町

『トランスディメンション-イメージの未来形』

デジタルカメラの急速な進化、ウェブサイトの普及と情報通信技術の進化、そして3Dプリンターの普及、さらにはコンピュータ・グラフィックスの高度化によって、これまで二次元の平面プリントを主体としていた写真の表現は質として大きく変化している。写真と現実の関係を根源的に問いかけることに始まり、二次元を三次元に展開する可能性も広がってきている。こうした写真表現の現在を赤石隆明、ルーカス・ブラロック(米国)、勝又公仁彦、小山泰介+名和晃平、横田大輔等の表現で探る。後藤繁雄が企画。

横田大輔 《Matter》展示風景 「Trans-Tokyo / Trans-Photo」 集美×アルル国際フォトフェスティバル、厦門、中国 2015 © Daisuke Yokota, Courtesy of G/P gallery, Tokyo

『マライーニ家の鏡ー民族学者と20世紀日本』

イタリア人フォスコ・マライーニ(1912-2004)は、文化人類学者として日本の生活や文化を欧米に紹介したことで知られる。その彼が、家族とともに1943年から1945年の終戦までを愛知県の強制収容施設で過ごしたという事実を手がかりに、小企画展示を行う。

『異郷にてー西江雅之が歩いた世界』

西江雅之(1937-2015)は言語学者、文化人類学者として、アフリカ、ニューギニアや南米の世界を幅広く調査した。天才的な語学力でスワヒリ語の辞書を作るほか、幅広い経験と知識で、日本の多くの知識人に刺激を与え続けた彼の比類なき活動の一端を紹介する。

『アーティストの虹ー色景』

今回出品するアーティストたちが選んだ色をもとにして、あいちトリエンナーレ2016独自のカラーチャートを作成するプロジェクト。

『鳥の歌ーメッセンジャーの系譜学』

今回の複数の出品作品の中に登場する鳥のモチーフと、愛知県の歴史にも結びつく鳥のモチーフを展示して、鳥との深い関わりを示す。

『コレクティブ・アジア ー オキュパイ/生存権/ユーモア』

欧米とは異なる形で成立した社会の文脈の中で、アジアのアーティストたちが試みるアートの活動、もしくはそうした活動を通して行う社会実験を紹介する。

あいちトリエンナーレ2016プロデュースオペラ
W.A.モーツァルト作曲『魔笛』
(全2幕・ドイツ語上演・日本語字幕付き・台詞は日本語)

公演日時: 2016年9月17日(土)、19日(月・祝)各日15:00開演
会  場: 愛知県芸術劇場 大ホール
【指揮】 ガエタノ・デスピノーサ
【演出・装置・照明・衣裳】 勅使川原 三郎

チケット購入[4月23日(土)10:00発売]
チケットぴあ
(Pコード:290-787)
アイ・チケットその他詳細

[チケットのお問合せ]
クラシック名古屋(10:00~17:00/日祝休み)※4月29日(金)〜5月5日(木)休み
TEL. 052-678-5310

【キャスト】
賢者ザラストロ
妻屋 秀和
夜の女王
髙橋 維
王子タミーノ
鈴木 准
王女パミーナ
森谷 真理
鳥刺しパパゲーノ
宮本 益光
弁者&神官Ⅰ
小森 輝彦
恋人パパゲーナ
醍醐 園佳
侍女Ⅰ
北原 瑠美
侍女Ⅱ
磯地 美樹
侍女Ⅲ
丸山 奈津美
従者モノスタトゥス
青栁 素晴
神官Ⅱ
高田 正人
武士Ⅰ
渡邉 公威
武士Ⅱ
小田桐 貴樹

【ダンサー】 佐東 利穂子、東京バレエ団
【合唱】 愛知県芸術劇場合唱団
【管弦楽】 名古屋フィルハーモニー交響楽団

*やむを得ず、出演者等が変更になる場合があります。

[公演のお問合せ]
愛知県芸術劇場
TEL. 052-971-5609
E-mail event@aaf.or.jp