1956年横浜市生まれ。全体が廊下のようにつながるワンルーム的な空間をもつH(1994)などの住宅を発表し、新しい感覚による知的な空間の操作で脚光を浴びた。90年代後半からは公共施設を手がけ、2000年には青森県立美術館の設計コンペで最優秀賞を獲得する。奥行きがないことを逆手にとった設計による、ルイ・ヴィトン名古屋(1999)は日本初の独立路面店として成功した。東京を拠点に活動。
1958年東京都生まれ。東京を拠点に活動。1983年武蔵野美術大学大学院造形研究科(彫刻コース)修了。2000年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。2003年中原悌二郎優秀賞受賞。2000年に目黒区美術館で「青木野枝展一軽やかな、鉄の森」を開催。
青木は80年代初頭より鉄を素材に制作と発表を続ける。鉄板から溶断して切り出し、それを溶接して、つないで制作する。「鉄」の持つ重々しいイメージと塊としての「彫刻」のイメージを見事なまでに払拭した、シンプルで見るものに大きく開かれた作品が特徴。美術館の展示室内に限らず、屋外においても、作品を設置することで大気と時間を包みこんだ場所へと変化させるアーティスト。
1991年設立。演劇、美術、ストリートカルチャーなどの異分野を横断しながら、現実と仮想現実の間に生じる相互的な関係に注目した作品を制作している。ビデオやコンピューターゲーム、携帯電話などのテクノロジーを積極的にとり込みつつ、戦争やテロ、そして都市を主題として取り上げる。発表のスタイルも、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーション、オンライン作品まで幅広い。ブライトン(英国)を拠点に活動。
1974年神奈川県生まれ。東京を拠点に活動。
2000年東京藝術大学大学院美術研究科建築科修士課程修了。
妹島和世建築設計事務所勤務を経て、2004年石上純也建築設計事務所設立。2007年の東京都現代美術館での「space for your future」展で金属でできた重さ1トンのボリュームが宙にただよう「四角いふうせん」を展示し注目を集める。2008年第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館にて個展。2009年「神奈川工科大学KAIT工房」で日本建築学会賞作品賞受賞。
2010年第12回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞。2010年資生堂ギャラリーおよび豊田市美術館で個展を開催。大胆なアイディアに基づく空間と構造物を作り建築の可能性を拡げる、今、国内外で最も期待され、注目されている建築家である。
1962年オランダ生まれ。建築やパフォーマンスの要素を取り入れつつ、グローバリズム、テロや戦争、宗教問題などの危機を主題にして、一定の状況の連鎖や混乱を、主としてビデオ・インスタレーションの形式で表現し、我々のリアリティの感覚そのものを問いかける。アムステルダムを拠点に活動。
1959年青森県生まれ。東京を拠点に活動。1985年愛知県立芸術大学美術学部を卒業後、1987年同大大学院修了。1988年ドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。2000年8月ドイツから帰国する。1990年代半ばより名古屋でも定期的に発表をしていた。1995年名古屋市芸術奨励賞受賞、1998年カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)で 3ヶ月間客員教授を勤める。その後東京での活動を経て、2005年より栃木県在住。2006年度武蔵野美術大学客員教授。国内外で個展は多数。ニューヨーク近代美術館に作品が所蔵される日本の現代美術を代表するアーティストの一人。睨みつける子供をモチーフにしたドローイングや絵画で知られるが、grafとの建築的なコラボレーション、そして陶芸にも取り組むなど、新しい試みを続けるアーティストである。
1975年大阪府生まれ。京都を拠点に活動。
1998年京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻を卒業。2000年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2003年同大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2003年キリンアートアワード2003奨励賞受賞。2010年第14回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2010最優秀賞受賞。2011年東京都現代美術館で個展「名和晃平―シンセシス」開催。ビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなどの現代的な素材を用いて、造形の新たな可能性を切り拓く注目の若手アーティスト。とくに彼は画素のピクセル(Pixel)と細胞のセル(Cell)を合体させた造語「PixCell」、すなわち「映像の細胞」というべき概念を提唱し、インターネットで購入した動物剥製などの表面を大小のガラス球で覆いつくし、情報化時代におけるモノの存在やそれに対するわれわれの知覚を鋭く問いかける。また最近は京都にて、建築家、写真家、デザイナーらと、横断的な創造活動を行うプラットフォーム、SANDWICHを展開している。
2001年設立。樹木に浸食された倉庫群に鉄骨のフレームをからめたTree Houseや、家型を随所に散りばめたホテルの増改築などを手がける、劉國滄(1972年生まれ)が率いる設計事務所。台南の道路拡幅によって削られた築100年の建物のリノベーション、Blue Printは、切断されむき出しになった壁に断面パースが描かれ、さらに梁や家具が飛びだし、都市の記憶を喚起している。台南(台湾)を拠点に活動。
1961年ルーマニア生まれ。1999年ヴェネツィア・ビエンナーレのルーマニア館代表。日々マスメディアを賑わすニュースを素材とし、世界情勢と現代社会の中に見られる不均衡性に対する、ユーモアを織り交ぜた批評的かつシニカルなモノクロ・ドローイングで国際的に知られる。ブカレストを拠点に活動。
1976年タイ生まれ。建築的な視点に立って、空間、素材やマルチメディアの構造を読み込み、地域や場の固有性を反映させつつ、新たな構造へと変容させる。また、メディア・テクノロジーと日用品の意外な用法によって、人々が作品を共有する場を創出する。バンコクを拠点に活動。
1953年ロンドン生まれ。都市や建築空間への大胆な介入が彼の作品の特徴である。2007年、ビルの壁に直径およそ8メートルの円環状に切り込みをいれ、回転させるという作品は、リヴァプール・ビエンナーレで大きな話題となった。ロンドンを拠点に活動。
1965年大阪生まれ。幼少時に見た万博の跡地を未来の廃墟とみなし、自らの創作活動の原点と位置づけ、サブカルチャー的な想像力を織り交ぜながら、ロボット的な作品を制作する。テーマは、世紀末的なサバイバルから、新世紀を迎えて、リバイバルに移行した。東日本大震災後、希望のモニュメントとして大きな子供の立像サン・チャイルドを発表。大阪と京都を拠点に活動。
劇作家・演出家である柴幸男(1982年愛知県一宮市生まれ、平成23年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞)の作品を上演する団体。何気ない日常の機微を丁寧にすくいとる戯曲と、演劇外の発想を持ち込んだ演出から普遍的な世界を描く。演劇を「ままごと」のようにより身近に。より豊かに。あいちトリエンナーレ2010 祝祭ウィーク事業出演団体。
兵庫県生まれ。美術作家。2009年ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館代表。近年は活動領域を演劇にも広げ、築地小劇場やマヴォなど、近代日本における諸芸術運動の成立・混淆をテーマとする『1924三部作』を制作・上演した。
兵庫県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。同大学院学際情報学府修士課程修了。オペラ演出をミヒャエル・ハンペに学び、新国立劇場での外国人演出家助手や再演演出の他、日生劇場、二期会等でも演出を担当。野田秀樹、蜷川幸雄、紀里谷和明などのプロダクションに参加し、ジャンルを超えた活動を続けている。平成21年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
※アーティストの作品は参考作品であり、あいちトリエンナーレ2013に出展されるものとは限りません。