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2022年9月18日 展覧会

山田憲子「うみになる」

アーティスト|山田憲子
会場|アートラボあいち3階
会期|2022年9月10日(土)〜9月25日(日)

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山田憲子さんは名古屋学芸大学映像メディア学科在学中より、一貫して写真をベースにした作品を制作・発表しています。卒業制作として発表した『静かな時間』は、写真とテキストで構成された約10mもの蛇腹状の折本で、母親との往復書簡を軸に、これまでの二人の時間と関係を紡ぎ直すという作品でした。以降も、彼女は、自身を取り巻く人やモノと対峙しながら、写真とテキストを扱った作品を展開しています。「かつて」と「いま」を細やかに紡ぐ彼女の眼差しは、普段見過ごしてしまうような日常の機微を掬いあげ、記憶の追体験へと導きます。(村上将城)

【改訂版】山田憲子_キャプション  (1).pngのサムネイル画像


山田憲子 Noriko YAMADA

2016年 名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業
活動拠点|愛知県

写真を中心に制作。撮影行為によって生まれる対象との関わり、流れる時間から抽出された一瞬である写真を見つめ、反芻する制作を通じ、自身の日常を取り巻く光景や、記憶、体験に対峙する様を作品として提示している。写真に文章を交えながら、冊子、壁面、空間展示など展開方法は作品毎に変化している。

主な展覧会に、個展「遠くに見える山の名前をおしえて」展 (2021年、白枦、愛知)、グループ展「大名古屋電脳博覧会2019」(2019年、名古屋市民ギャラリー矢田、愛知)

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