岩崎 貴宏

  • 1975年広島県生まれ
  • 広島県拠点
  • Photo: Nozomi Tomoeda

広島市立大学芸術学部で学び、立体作品やインスタレーションを主に制作する。歯ブラシ、タオル、文庫本の栞、ダクトテープなど身の回りの物で繊細な風景を作り出し、そこには様々なスケールを瞬時に飛び越える面白さが見出せる。例えば、文庫本の栞でクレーンを作った作品では、遠目には本に見えるが、近づいてクレーンに気づいた瞬間から、その本が建設中のビルに見えてくる。広島で生まれ育った彼は、廣島という大都市がミクロな原子の力で瞬時に壊滅したことを意識してきた。小さな操作が瞬時に全体の見え方を変えるという彼の作品の特徴は、ヒロシマという場所の歴史とつながっている。

主な作品発表

2017
第57回ヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館、ヴェネツィア(イタリア)
2015
「Takahiro Iwasaki: In Focus」アジアソサエティ、ニューヨーク(米国)
2012
第7回アジア・パシフィック・トリエンナーレ、ブリスベン(オーストラリア)
2011
ヨコハマトリエンナーレ2011「OUR MAGIC HOUR-世界はどこまで知ることができるか?-」神奈川
2009
第10回リヨン・ビエンナーレ「日常のスペクタクル」リヨン(フランス)
  • 《小海の半島の旧家の大海》 2017
  • 奥能登国際芸術祭2017、石川県珠洲市全域、石川
  • Photo: Keizo Kioku