劇団うりんこ+三浦基+クワクボリョウタ
『幸福はだれにくる』

  • Photo: Yoshiyasu Hattori
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設立以来45年の歴史をもつ名古屋の児童・青少年向け劇団うりんこ。「うりんこ」とは「猪の子供」を意味する。劇団専用劇場や小中学校での公演は年間450本を超え、東海地方の多くの子供達に演劇の楽しさを届け続けてきた。

今回あらたに発表する新作は、『森は生きている』でも有名なロシアの児童文学作家マルシャークの戯曲『幸福はだれにくる』。演出には『お伽草紙/戯曲』(10年)でもタッグを組んだ 三浦基(地点)。美術にはメディアアーティストのクワクボリョウタを迎える。「うき目つらい目ふしあわせ」「幸福はだれにくる?」との呪文とともに展開する舞台は、光と影を駆使した幻想的なもの。誰かが不幸を引き受けねば、誰かが幸せにはなれないー?そんな世界の構図とそれとたたかう知恵とユーモア、子供も大人も一緒に楽しめる極上の寓話劇だ。

劇団うりんこ

  • 1973年愛知県にて結成
  • 愛知県拠点

劇団うりんこの創立は1973年。8人の若者が集まってつくった劇団。 うりんことは「猪の子ども」のこと。猪のように子どもたちのところへ真っ直ぐ走りたいという願いを込めて付けられた。以来、愛知、岐阜、三重の学校を中心に巡回公演を続け、今では全国、海外にまで活動の輪を広げる。子どもたちが自らの力で、自らの未来を創っていく上での「糧」となるような演劇を創りたいと活動を続けている。

主な作品発表・受賞歴

2013 『罪と罰』うりんこ劇場、愛知
2010 『お伽草紙/戯曲』うりんこ劇場、愛知
1993 『フタをあければ夏のかぜ』名古屋市芸術創造センター、愛知
1988 『宮澤賢治大運動会』うりんこ劇場、愛知
1979 『冒険者たち』名古屋市民会館中ホール、愛知

三浦基

  • 1973年福岡県生まれ
  • 京都府拠点
  • Photo: Hisaki Matsumoto


地点代表、演出家。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。05年東京から京都へ拠点を移す。これまでの代表作にチェーホフ作『三人姉妹』、イェリネク作『光のない。』、『スポーツ劇』など。13年、アトリエ「アンダースロー」開場。11年度京都市芸術新人賞、17年読売演劇大賞選考委員特別賞、ほか受賞多数。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)、『やっぱり悲劇だった「わからない」演劇へのオマージュ』(岩波書店)。

主な作品発表・受賞歴

2017 第24回読売演劇大賞、東京、選考委員特別賞受賞
2015 『三人姉妹』KAAT神奈川芸術劇場、神奈川
2012 『光のない。』東京芸術劇場、東京
2011 京都市芸術新人賞、京都、京都市芸術新人賞受賞

クワクボリョウタ

  • 1971年栃木県生まれ
  • 東京都拠点
  • Courtesy of New Indian Express


アーティスト、IAMAS准教授。現代美術を学んだ後、1998年からエレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、様々な境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。2010年発表のインスタレーション《10番目の感傷(点・線・面)》以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。生活と実験のアートユニット、パーフェクトロンの一員としても活動している。

主な作品発表・受賞歴

2017 札幌国際芸術祭2017、北海道
2016 第8回恵比寿映像祭「動いている庭」東京都写真美術館、東京
2014 コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2014「Whorled Explorations」コーチ(インド)
2013 「Mono no Aware」 エルミタージュ美術館、サンクトペテルブルク(ロシア)
2011 「世界制作の方法」国立国際美術館、大阪
2004 「Nam June Paik Award」フェニックスハーレ、ドルトムント(ドイツ)

インタビュー

公演情報

 名古屋公演

公演日時

8月16日(金)19:00★
8月17日(土)11:00■/ 15:00◆◎
8月18日(日)11:00◇ / 15:00◎

★ポストトーク 亀山郁夫(名古屋外国語大学 学長)、三浦基(地点/演出家)

■関連イベント「くるくるトーク」 ゲスト:三浦基、相馬千秋(あいちトリエンナーレ2019キュレーター[パフォーミングアーツ])
◆関連イベント「くるくるトーク」 ゲスト:クワクボリョウタ
◇関連イベント「くるくるトーク」 ゲスト:会田大也(あいちトリエンナーレ2019キュレーター[ラーニング])
◎託児サービスあり

上演時間 80分
上演言語 日本語
チケット料金
一般 3,000円
U25 2,000円
U18 1,000円
注意事項 未就学児のお子様にもご入場いただけます。U18チケットをご購入ください。
未就学児の膝上観劇は無料です
託児

■対象公演:8月17日(土)15:00開演、8月18日(日)15:00開演
■利用料:児童1人につき1,000円/回

◆問い合わせ・申し込み
ライクアカデミー株式会社
託児所直通:080-3574-3608 (受付時間:13時~17時)

詳細はこちら

あらすじ

あるところに年老いた木こりがおりました。木こりは「憂き目つらい目ふしあわせ」というやくびょうがみにとりつかれたせいで、どんなに働いてもびんぼうなまま。「憂き目つらい目ふしあわせ」からのがれるには、なにか物を売り、その「おまけ」として、このやくびょう神をつけること。木こりは、なんと王さまにそれをなすりつけますが、こんどは王国がききにおちいってしまいます。今度はだれに「憂き目つらい目ふしあわせ」をおしつければいいのでしょう。だれかにおしつけなければ、幸福にはなれないのでしょうか。

舞台写真

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地図

愛知県芸術劇場小ホール(B1)

所在地

〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1丁目13−2
愛知芸術文化センター 地下1階

アクセス

・東山線または名城線「栄」駅下車 徒歩5分
・瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩5分

問い合わせ

052-971-6111