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2021年11月2日 展覧会

さとうくみ子「ハッピーセット」

アーティスト|さとうくみ子
会場|アートラボあいち3階
会期|2021年12月3日(金)〜2022年1月23日(日)
関連イベント
2021年11月20日(土)13:00〜18:00 オープンスタジオ
2021年12月4日(土)14:00〜15:00  アーティストトーク
2021年12月19日(日)①11:00〜12:30、②15:00〜16:30  なにかとなにかでなにになる?※要申込み
2022年1月9日(日)①11:00〜12:00、②15:00〜16:00  茶話会
2022年1月23日(日)17:00〜18:30  アートマネジメントアカデミーメンバーによる座談会
運営|アートマネジメントアカデミー2020-2021メンバー
   [小西祐矢、坂井あゆみ、田中しゅう、服部真歩、林みらい、水野優菜]

※新型コロナウィスル感染症の状況により、予定を変更する場合があります。
※来館にあたっては、アートラボあいちの新型コロナウィルス感染拡大防止対策にご協力ください。

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アートラボあいちは、愛知県内の芸術大学や文化機関と連携し、この地域に所縁のある表現者の制作や発表を支援する活動を続けています。その一環として、2020年に愛知県立芸術大学大学院を修了し、現在は岐阜県を拠点とするさとうくみ子の展覧会を開催します。
さとうは、絵画、ドローイング、オブジェや映像などを組み合わせた作品を制作しています。くみ子とグリコの語感が近いことからグリコのゴールイン・マークを「クミコ」に置き換えたキャラクターをしばしば作品に登場させたり、身近で安価な素材を組み合わせて祭壇をパロディするような不思議な収納型オブジェを組み上げたりと、ユーモアのあるアイロニーがぴりりと効いた独自の世界を築いています。
本展は、さとうがアートラボあいちで一ヶ月間の滞在制作をし、自作の奇妙な一輪車で色々な場所をめぐるシリーズ《一周まわる》の新作を制作し、様々なオブジェやドローイングなども交えた、作家にとって最大規模となる公的アートセンターでの初個展となります。岡本太郎現代芸術賞に入選するなど着実に実績を重ねるさとうによる、少しドキリとさせられるとともに笑みを誘う作品をぜひ体験してください。

主催|国際芸術祭「あいち」組織委員会、愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学
プログラム企画・運営|服部浩之、近藤令子、半澤奈波
           岡本涼伽、小川愛、城所豊美(アートラボあいちスタッフ)
グラフィックデザイン|加瀬透

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さとうくみ子/SATO Kumiko
お菓子の包装紙や写真の切り抜きを方眼紙にコラージュした説明書のようなドローイングから着想を得た立体作品を制作する。ドローイング、ダンボールや木材、日用品などを組み合わせたインスタレーションを発表している。立体作品の多くは、分解して箱型に収納することができ、持ち運びが可能な形態へと変化し、形式にとらわれないユーモラスな作品を展開している。

1990 岐阜県生まれ。岐阜県在住。
2020 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画・版画領域修了
2017 グループ展 「ラグランジュポイント-ドライブ オン ザ ハーフウェイ-」 (GalleryPARC、 京都)
2019 個展「一周まわる」(エビスアートラボ、愛知)
2021 「第24回 岡本太郎現代芸術賞」展 (川崎市岡本太郎美術館、神奈川)

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