プロジェクト
Projects
2025年7月1日 展覧会
アートラボあいちと四芸大による連続個展(9月13日より開始)
国際芸術祭「あいち2025」の会期(2025年9月13日(土)〜11月30日(日))に併せて、愛知県内4つの芸術大学(愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学)とアートラボあいちがプロジェクトチームを組み、各大学を卒業・修了後10年以内で今後の活躍が期待されるアーティストを1名ずつ選出し、アートラボあいちにおいて、4つの個展を連続で開催します。
会期・アーティスト
2025年9月13日(土)〜9月28日(日)
西川滉都 Nishikawa Hiroto
「窓、風、光、またね」
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2025年10月4日(土)〜10月19日(日)
山ノ内陽介 Yamanouchi Yosuke
「古代の残滓(ざんし)をくみ上げる」
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2025年10月25日(土)〜11月9日(日)
中﨑由梨 Nakazaki Yuri
「fill the space」
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2025年11月15日(土)〜11月30日(日)
川西りな Kawanishi Rina
「答えのない自由に、答えを描く」
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開館時間|11:00〜19:00
休館日|月曜、火曜(祝日の場合は開館、直後の平日が休館)
プロジェクトチーム構成員
愛知県立芸術大学 横山奈美
名古屋芸術大学 吉田有里
名古屋造形大学 佐藤 克久
名古屋学芸大学 伏木 啓、村上 将城
キュレーター 服部浩之
主催
国際芸術祭「あいち」組織委員会
愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、名古屋学芸大学
助成 文化庁
西川滉都 Nishikawa Hiroto
1999年愛知県生まれ、埼玉県在住。名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科インスタレーション領域卒業後、同大学院メディア造形研究科メディア造形専攻修士課程修了。日々の生活の中でみつけた、印象に残る雰囲気や魅力的な事柄を起点に、日用品や電子機器などのメディアを用いてあらたな「動き」を与えることで、ユーモラスなインスタレーション作品を展開している。近年の主な展覧会に個展「雷が瞬きならば」(2023年、東桜会館ギャラリー、愛知)。グループ展「もじる~みる、みつめる、みつめかえす~」(2024年、金城市場、愛知)、「add展 2023」 (2023年、刈谷市総合文化センター アイリス、愛知)、「回遊倶楽部」(2022年、名古屋学芸大学、愛知)等がある。
https://anodayportfolio.wixsite.com/a_no_day
山ノ内陽介 Yamanouchi Yousuke
1996年愛知県生まれ、千葉県在住。名古屋造形大学洋画コース卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。具象絵画、抽象絵画、絵の具の皮膜を用いて描かれたもの、塑像をつくるように対象を描くものと、大きく分けて4つのカテゴリがある。それらは、「何を」「どう」描くのかを考え制作されているもので、特徴的なシリーズとしては乾いた絵の具の表面に絵を描きそれを剥ぎ取って絵画に貼り付け制作する「皮膜」を用いた作品があげられる。近年の主な展覧会に個展「秩序への回帰と新たなる予感」(2025年7月予定、CANDYBAR Gallery、京都)「月光と狂気」(2024年、biscuit gallery、東京)「形而上的ビバリウム」(2024年、CANDYBAR Gallery、京都)、「マインドワンダリング」(2024年、銀座蔦屋書店、 東京)「水仙と鏡」(2024年、京都蔦屋書店、京都)グループ展「biscuit gallery 4th anniversary exhibition「grid4」(2025年、biscuit gallery、東京)等がある。
中﨑由梨 Nakazaki Yuri
1999年三重県生まれ、愛知県在住。名古屋芸術大学芸術学部美術学科卒業後、同大学院美術研究科同時代研究コース修了。厚手の透明のビニールシートを支持体に絵画作品を制作している。言葉では形容し難い、日常生活の中での出来事やその時の気持ち、ふと目に止まった風景や残像、今みえているものと過去の記憶など、さまざまなものが重なり合うような作品を描く。近年の主な展覧会に個展「ō fuku」(2022年、Project space hazi、愛知)、グループ展「あるカタチ」 (2025年、MtK Contemporary Art、京都)「ぼくたちのスーベニア」 (2025年、市民ギャラリー栄、愛知)「アライブ!展」 (2025年、BankART Station、神奈川)「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」(2025年、京都国立博物館会場、京都)、「スタートからいちばん近いゴール」(2022年、Project space hazi、愛知)等がある。
https://yurinakazaki.com
川西りな Kawanishi Rina
1997年徳島県生まれ、愛知県在住。愛知県立芸術大学美術学部油画専攻卒業後、同大学院美術研究科油画・版画領域博士課程前期修了。絵画と絵画ではないものの境目を、自身の制作において発見し定義づけすることを目的に絵画制作を続けている。それは絵画という制約の中で不自由さを感じながら、また矛盾を孕んだ状態を持って制作することでもある。日常生活の中でも同様に感じる窮屈さや理不尽さを、絵画に落とし込むことで自由な絵画を作り出そうとしている。近年の主な展覧会に、個展「それぞれの parallel world」(2022年、Art & Space Cafe Barrack、愛知)、「これまでとこれからのmyself」(2022年、EIGHT ART HOUSE、愛知)、グループ展「FREE FLOW」(2024年、 SUNDAY CAFE ART RESTAURANT、東京)「Beyond A and Z」(2024年、アートラボあいち、愛知)等がある。
https://www.instagram.com/rina.kawanishi/