今、を生き抜くアートのちから

EVENTSイベント

トークセッション「河原温とは誰か?」

  • トーク愛知芸術文化センター
  • 開催日時7月31日(日)13:00-14:30(同時通訳|オンライン配信なし)※録音、録画禁止
  • 会場愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
  • 申込

    要予約(定員100名。定員に達しましたので、予約受付を終了しました。)

※入場無料。ただし、国際芸術祭「あいち2022」(現代美術展)のチケットが必要です。

国際芸術祭「あいち2022」のテーマ「STILL ALIVE」は、愛知県出身で世界的に評価されるコンセプチュアル・アーティスト河原温が、1970年代以降電報で自身の生存を発信し続けた《I Am Still Alive》シリーズに着想を得ています。「あいち2022」は、この「STILL ALIVE」を多角的に解釈し、過去、現在、未来という時間軸を往来しながら、現代美術の源流を再訪すると同時に、類型化されてきた領域の狭間にも注目しています。

河原温は20世紀の美術史に名を刻んだアーティストですが、ある時期以降ほとんど公に姿を見せなかったことでも知られ、その人物像はいわば謎に包まれています。本プログラム「河原温とは誰か?」では、河原温と生前交流のあった専門家を招いて、彼の芸術の本質とアーティストとしての姿勢などについて議論します。さらに《I Am Still Alive》以外の作品についても掘り下げながら、河原温の作品群の今日的な意義についても多様な視点から語ります

出演(アルファベット順):
平出隆(多摩美術大学名誉教授)
南雄介(愛知県美術館元館長)
能勢陽子(豊田市美術館学芸員)
ジョナサン・ワトキンス(アイコン・ギャラリー館長)
吉岡令人(One Million Years Foundationマネージング・ディレクター)
モデレーター:片岡真実(国際芸術祭「あいち2022」芸術監督)

KAWARA.jpg

  • 河原温
    ソル・ルウィットに宛てた電報、1970年2月5日
  • 《I Am Still Alive》 (1970‒2000)より
  • LeWitt Collection, Chester, Connecticut, USA
  • © One Million Years Foundation