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(募集終了)ラーニング・プログラム「世界と愛知を知るためのリサーチ」③『MA・RU・GO・TO あいち feat. 三英傑』眞島竜男のリサーチメンバーを募集します
- 2021年10月29日
- 募集
(募集は終了しました)
ラーニング・プログラム「世界と愛知を知るためのリサーチ」は、芸術祭の開催地である愛知という土地にまつわる様々な事柄をテーマに取り上げ、我々が現在立っている場所について明らかにしながら、「世界とは何か」という謎に迫るリサーチをベースにしたプログラムです。
このプログラムでは、アーティスト等がリサーチリーダーとなり、公募による参加者たちとフィールドワークなどの活動を通して、様々な視点から愛知を発見するプロジェクトを実施します。
このたび、アーティスト・眞島竜男がリサーチリーダーとなる『MA・RU・GO・TO あいち feat. 三英傑』を開始し、リサーチメンバーを募集します。
プロジェクトの詳細や参加申し込みについては、こちらをご覧ください。
【プロジェクトに寄せて リサーチリーダー・眞島竜男(アーティスト)】
「MA・RU・GO・TO あいち feat. 三英傑」は、「あいち」を知り、学び、想い、絵にするプロジェクトです。ゴールは、高さ7メートル、幅21メートルの壁。「あいち」を「まるごと」壁画にして、世界に発信します。「あいち」を知りたい、学びたい、想いたい、絵にしたい人なら誰でもOK。絵がニガテでも大丈夫!
壁画といっても、立派だったり、仰々しかったり、モニュメントっぽかったりする必要はありません(そうであっても構いません)。私たちが使える壁はとても大きいですが、全部を使ってもいいし、使わなくてもいい。そもそも、絵でなければダメ、というわけでもありません。たとえば、ことばの、記号の、模様の、光の、音の壁画。そんな壁画もアリでしょう。
ただし、リクエストが一つだけ。それは、「あいち」を「まるごと」絵にして欲しい!ということ。「あいち」といえば、味噌カツ、中日ドラゴンズ、トヨタ自動車? あるいは、尾張と三河、モノづくり王国、国内有数のブラジリアンタウン? そうした、さまざまなモノやコトやヒトが、そこから跳び出してくるような、そういう「あいち」を「まるごと」壁画にしたいのです。
そういわれても、漠然としすぎていて......と感じる人も多いでしょう。ですので、このプロジェクトのガイド役として、あの「三英傑」(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)に登場してもらいたいと思います。ここでの「三英傑」は、いってみれば「あいち」という風景を発見するための窓。「三英傑」の窓越しに、「あいち」のさまざまな、そして意外な風景が見えてくるはずです。
たとえば、「防災 in あいち feat. 三英傑」。たとえば、「キャラクター文化 in あいち feat. 三英傑」。たとえば、「スポーツ外交 in あいち feat. 三英傑」。「あいち」の何を知り、学び、想うのか。そして、それをどんなふうに「まるごと」絵にするのか。それは、参加するみなさん次第です(私とスタッフは、そのサポートをします)!
【リサーチリーダープロフィール】
眞島竜男
1970年東京都生まれ。滋賀県拠点。
写真、ビデオ、テキスト、パフォーマンス、レクチャー、粘土など様々なメディアを使った作品を制作。日本の近・現代アートがナショナル(国民的、国家的)なものとどのように関わってきたのかを問い続ける。近年の主な発表に、「山と群衆(大観とレニ)/四つの検討(TPAM 2019 Version)」blanClass(2019年、横浜)、「開く、折りたたむ、反転する、閉じる:河原温ダイアグラム」「ラレー街11番地のFoujita/藤田」豊田市美術館(2016年、愛知)、「岡山芸術交流2016」岡山県天神山文化プラザ(2016年)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都市美術館(2015年)がある。
《山と群衆(大観とレニ)/四つの検討(TPAM 2019 Version)》
《「満洲レスリング」のためのダイアグラム(粘土)》
「眞島竜男 踊ります 2016年参議院選挙」