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『DOMANI plus @愛知 「まなざしのありか」』を開催します

  • 2021年12月14日
  • イベント

国際芸術祭「あいち」組織委員会は、文化庁、港まちづくり協議会と共催で、『DOMANI plus @愛知 「まなざしのありか」』を開催します。
本展覧会は、文化庁による「新進芸術家海外研修制度〈在研〉」の成果発表展として、1998年から毎年東京で開催されてきた「DOMANI・明日展」が、従来から実現の機会を探ってきた地域展開に挑み、今年度全国5会場(水戸、京都、広島、愛知、石巻)で開催するものの一つです。
愛知芸術文化センター及び港まちを会場に、各2名のアーティストによる作品展示を行います。是非、御来場ください。

■愛知芸術文化センター会場
会期:2022年1月18日(火)~2022年1月23日(日)
時間:10時~18時(1月21日(金)は20時まで)
場所:愛知県美術館ギャラリーJ(名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター8階)
入場料:無料
出展アーティスト:大塚泰子、冨井大裕

これまで平面や立体などさまざまな技法によって空間における色の存在について考えてきた大塚泰子と、さまざまな既製品を見つめてその構造や造形を着想の起点に現代的な彫刻作品を制作し続けてきた冨井大裕の作品を展示します。
2人のアーティストの作品を見ることで、色彩や形体をまなざすというシンプルな行為のさまざまなあり方を考え、これまでにないものの見方のヒントを得る機会になります。

■港まち会場
会期:2022年1月18日(火)~2022年3月12日(土)(日曜日、月曜日、祝日休み)
時間:11時~19時
場所:港まちポットラックビル3F(名古屋市港区名港1-19-23)、旧・名古屋税関港寮(名古屋市港区浜2-4-10)
入場料:無料
出展アーティスト:長島有里枝、古橋まどか

これまでフェミニズム的な問題をテーマに創作に取り組んできた長島有里枝と、形ある物にはじまり、近年では形のないエネルギーとしての労働や身体に関心を持ち制作する古橋まどかの作品を展示します。長島は自身の母親と、また自身のパートナーの母親と共同で制作したタープとテント、その制作過程や日々の暮らしで撮影した写真によって会場を構成します。古橋はコロナ禍の愛知にて経験した家族の死、あらたな日課となった庭づくりに加え、瀬戸の鉱山への来訪などを経て、本年秋からの港まちでの滞在制作(「MAT, Nagoya Studio Project vol.7」)によって、自然史の延長に身体をとらえる新作を発表します。
2人のアーティストの作品を通して、時代という言葉では語りきれない個人史を軸にした視点とその対象を見つめます。

出展アーティストの情報はこちら
出展アーティスト紹介(PDF3.89MB).pdf

全体の情報はこちら
https://domani-ten.com/

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