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プレイベント「彫刻・ゲニウス・ロキ」(会場:常滑市陶磁器会館)を開催します

  • 2022年5月25日
  • イベント

国際芸術祭「あいち2022」開幕に向けて、「あいち2022」の主な会場の一つである常滑市にてプレイベントを開催します。
本イベントでは、「彫刻・ゲニウス・ロキ」をテーマに、常滑市で展示を行う参加アーティストで、同地にて滞在制作を行っている黒田大スケ氏をお迎えして、堤拓也キュレーター(現代美術)との対談を行います
(今後、有松地区においてもプレイベントを開催する予定です。愛知芸術文化センター、一宮市については発表済みです。)

1 イベント概要
日 時:2022年6月11日(土)午後2時から午後3時まで(開場:午後1時30分)
会 場:常滑市陶磁器会館 3階大会議室(常滑市栄町3丁目8)
※常滑駅(名古屋鉄道常滑線)から徒歩約8分
※会場に無料駐車場はございません。公共交通機関で御来場いただくか、常滑市陶磁器会館または近隣の有料駐車場を御利用ください。
※会場の建物にエレベーターはございません。
定 員:35名(先着順・要申込
参加費:無料
対談者:「あいち2022」参加アーティスト 黒田大スケ(美術家)
    「あいち2022」キュレーター(現代美術) 堤拓也(キュレーター/グラフィックデザイナー)
テーマ:彫刻・ゲニウス・ロキ(※)
ゲニウス・ロキ:ラテン語で「場所の精霊」という意味であり、歴史・文化の蓄積によって生み出される、その場所の固有の特性のこと。
主 催:国際芸術祭「あいち」組織委員会、常滑市
 ※イベント当日の様子について、後日オンラインで配信予定です。

2 申込方法
 以下の申込フォームからお申込みください。
 ・申込締切 2022年6月8日(水)午後5時まで  ※先着35名。定員に達し次第締め切ります。

3 対談者の略歴
黒田 大スケ Kuroda Daisuke(美術家)
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京都府生まれ。京都府拠点。様々なリサーチを通じて、社会の中に佇み忘れられ無視された幽霊のような存在を見出しビデオやインスタレーションとして姿を与えるような作品をつくる。近年は自らが長く学び、制作の拠り所としてきた「彫刻」について、各地でリサーチを進めその再解釈を試みている。
主な個展に「未然のライシテ、どげざの目線」京都芸術センター(2021年)、「ハイパーゴースト・スカルプチャー」Kanzan Gallery(2019年、東京)、「不在の彫刻史2」3331 Arts Chiyoda(2019年、東京)。グループ展に「対馬アートファンタジア2020-21」対馬市内各所(2021年、長崎)、「本のキリヌキ」瑞雲庵(2020年、京都)、「瀬戸内国際芸術祭2016」小豆島(香川)など。

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《3つの影 彼のつみ》2021
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《ドゲザのためのプラクティス》2020
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《カルマ》2019


堤 拓也 Tsutsumi Takuya(キュレーター/グラフィックデザイナー)
13_210306_TakuyaTsutsumi_by_KaiMaetani_Web.jpgPhoto: Kai Maetani
滋賀県生まれ、大津市在住。2011年旧京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業後、2013年から2016年まで同大学付属施設ARTZONEディレクター兼キュレーター。同年よりポズナン芸術大学(ポーランド)にて1年間のレジデンスを経て、2019年アダム・ミツキエヴィチ大学大学院修了。主なキュレーション実績に、鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」(京都、2022年)、「血の塩、余の光」(東京・京都、2021年)、ドライブイン展覧会「類比の鏡」(滋賀、2020年)など。展覧会という限定された空間の立ち上げや印刷物の発行を目的としつつも、アーティストとの関わり方に制約を設けず、自身の役割の変容も含めた有機的な実践を行っている。山中suplexプログラムディレクター。