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[連携企画事業]愛知県陶磁美術館の特別展「ホモ・ファーベルの断片─人とものづくりの未来─」がはじまります

  • 2022年7月7日
  • 連携事業

国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業である【特別展「ホモ・ファーベルの断片─人とものづくりの未来─」】が、愛知県陶磁美術館ではじまります。

本展は、気鋭の作家36名を招聘し、東海地域の現代陶芸の今を紹介する大規模な陶芸展です。
人の創造性をテーマに、創造の前提となる「素材」、培われてきた「技」、形成されてきた「場」に焦点を当て、人とものづくりの関係性を再考します。

会期初日の記念シンポジウムには、国際芸術祭「あいち2022」の片岡真実芸術監督も登壇!
芸術祭の開幕を目前に控えた片岡監督が、「あいちとものづくり」についてお話しします。


<展覧会>
会 場|愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市南山口町234番地)
会 期|7月16日(土)~10月2日(日)
時 間|9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)/7月16日は11:00から
休館日|月曜日(祝日の場合は翌日)
料 金|一般900円(720円)、高校・大学生700円(560円)、中学生以下無料
    ( )内は20名以上の団体料金
    ※ 現在発売中の国際芸術祭「あいち2022」の前売り券をご持参いただくと、割引を受けられます!
▶展覧会のWebサイトはこちら
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<記念シンポジウム>
日 時|7月16日(土) 13:00~14:30
会 場|愛知県陶磁美術館 本館地下1階講堂
定 員|100名(当日先着順)、聴講無料、事前申込不要
パネラー|内田鋼一(陶芸家/造形作家/アートディレクター、本展参加作家)
     佐藤一信(愛知県陶磁美術館館長)
     片岡真実(森美術館館長/国際美術館会議(CIMAM)会長)

登壇者の略歴
内田 鋼一 Uchida Kouichi
uchida.jpg Photo: kensaku kakimoto
1969年愛知県に生まれる。1990年に愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科を卒業。1992年に四日市にて独立後、各地で個展など多数開催。2003年に三重パラミタミュージアムにて個展を行う。同年、作品集『UHIDA KOUICHI』刊行。2015年にBANKOアーカイブデザインミュージアムを設立。

佐藤 一信 Sato Kazunobu
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1994年に愛知県陶磁資料館学芸員。2015年より愛知県陶磁美術館学芸課長。2020年より同館 副館長。2022年より同館館長。主に日本の近代陶磁を担当し、主な展覧会に「近代窯業の父ゴットフリートワグネル」、「明治の人間国宝」、「清水六兵衞家」、「江戸時代の本業と新製 瀬戸 かく焼き繋ぎ」などがある。

片岡 真実 Kataoka Mami
kataoka.jpg Photo: Ito Akinori
ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館(東京)。2020年より同館館長。2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン、英国)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年、韓国)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年、オーストラリア)。2014年から国際美術館会議(CIMAM)理事を務め、2020年より会長(~2022年)。