国際芸術祭地域展開事業概要

国際芸術祭の開催成果を県内各地に広め、県民の方々に文化芸術への関心を高めていただくとともに、次回の芸術祭の開催機運の醸成を図るため、地域展開事業を実施しています。県内市町村を会場に、現代美術展やワークショップなどを開催します。

2023年度
なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾

会期:
2023年10月14日〜11月5日
会場:
西尾市岩瀬文庫、康全寺、旧上田家具店、尚古荘不言庵、西尾市資料館、唯法寺、林帯芯工場

幡豆郡西尾町(現・西尾市)で少女時代を過ごした作家・茨木のり子の「汲む」という詩に登場するフレーズ「なめらかでないしぐさ」を展覧会のタイトルとし、国内外で活躍する11組のアーティストたちが、地域にまつわる様々な文化や伝承などにも触れながら、西尾駅周辺の文化施設やまちなかの会場に作品を展開しました。市制70周年を迎える西尾市との共催で、現代美術展、アーティストトークやワークショップなどの関連プログラム、茨木のり子の詩の朗読会などの音楽プログラムを実施しました。

2020年度
境界のかたち 現代美術 in 大府

会期:
2021年1月23日~2月14日
会場:
おおぶ文化交流の杜 allobu

市制50周年を迎えた大府市との共催で、図書館やホール、ギャラリーなどを併せ持つ複合文化施設である「おおぶ文化交流の杜 allobu(アローブ)」を会場として、国内外で活躍する6作家の作品を紹介しました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、世の中に不安や閉塞感が漂う中、新しい時代の中での境界に向き合うヒントを探りました。

2018年度
Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田

会期:
2019年1月19日~2月11日
会場:
喜楽亭、旧愛知銀行豊田支店、豊田市駅下空店舗、豊田参合館、西町会館、豊田市役所、とよた大衆芸術センター[TPAC]

「Windshield Time(ウィンドシールド・タイム)-わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」と題した現代美術展及びアーティストによるトークイベントなどの関連プログラムを、豊田市のまちなかで、8人と1組のアーティストによって開催しました。

2017年度
織り目の在りか 現代美術 in 一宮

会期:
2018年1月20日~2月12日
会場:
オリナス一宮、墨会館、旧林家住宅、一宮市役所本庁舎、i-ビル

織物の国内生産において高いシェアを誇る一宮市の登録有形文化財を含む5つの個性豊かな会場において、10人の作家による現代美術展を開催しました。

2015年度
となりの人びと 現代美術 in 春日井

会期:
2016年1月30日~2月28日
会場:
文化フォーラム春日井、まちなか会場

「となりの人びと」とは誰のことでしょうか。
春日井市がもつ地域性を意識したり、作家の新たな一面を見せる作品を通し、今日の社会や美術の「となり」の多様な一端にふれてみました。

2014年度
豊穣なるもの 現代美術 in 豊川

会期:
2015年1月17日~2月22日
会場:
豊川市桜ヶ丘ミュージアム、豊川信用金庫旧いなり支店、古民家

本展は豊川市桜ヶ丘ミュージアムのリニューアルオープン記念展を兼ねて開催するもので、豊川市を中心に、現代美術が持つ本来の「豊穣さ」を30組のアーティストにより見つめ直したものです。

2012年度
岡崎 ART & JAZZ

会期:
2012年11月1日~12月2日
会場:
東隅櫓(岡崎公園内)、岡崎シビコ屋上・6階、岡崎市旧本多忠次邸(東公園内)、岡崎市図書館交流プラザ、中心市街地各所

「あいちトリエンナーレ2013」を控えた岡崎市において、あいちトリエンナーレ地域展開事業として「岡崎アート&ジャズ2012」を開催しました。本展は岡崎市中心市街地を会場とした現代美術展であり、さらに会期中、さまざまなジャズイベントも同時開催しました。

2011年度
現代美術展 in とよはし

会期:
2012年1月17日~2月19日
会場:
豊橋駅前周辺及び豊橋市美術博物館周辺、春日井市文化フォーラム春日井、東栄町 旧東部小学校、佐久島 島内数カ所

現代美術への理解と関心を高めていただくため『現代美術展inとよはし』を開催しました。出展作家などによるワークショップも同時期に開催しました。