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2018年9月1日 パブリック・プログラム

人材育成プログラム「展覧会の体験をデザインする」

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あいちトリエンナーレでは、多角的な視野で「展覧会」に関わる人材を育成するため、「人材育成プログラム『展覧会の体験をデザインする』」を開講しています(※既に受講生の募集は終了しています)。

理論と実践から学ぶ「展覧会の体験」のデザイン
そもそも「展覧会」はどんな環境で成立し、鑑賞者はどのように「展覧会」の体験をするのか。そのために必要な視点や思考をレクチャー形式(理論編)だけでなく実際に展覧会をつくっていくプロセス(実践編)を通して学べる講座です。

国際展における人材の育成の試み
4 回目の開催を迎えるあいちトリエンナーレでは、新しい試みとしてこの地域におけ るアート分野の専門家の育成に取り組みます。そしてこの人材育成のプログラムを通じ てアートを鑑賞する環境づくりについても考えます。

企画・講師にアートラボあいちディレクター、あいちトリエンナーレ キュレーター (ラーニング)が参画
これまでキュレーターとして重要な展覧会や作家との共同プロジェクトを国内外にて展開してきた、アートラボあいちのディレクター・服部浩之と、ミュージアムエデュケーター として鑑賞者の新しい学びや体験の環境づくりを様々なワークショップやプロジェクト を通じて開発してきた、あいちトリエンナーレ ラーニングセクション キュレーター・会 田大也がプログラムの講師として、受講者と奔走します。

スタッフ・主催
企画|服部浩之(Hiroyuki Hattori)
アジア各地を中心にインディペンデントキュレーターとして活動中。「オルタナティブなあり方」を意識の根底に据え、山口、ハノイ、青森でアートスペースを展開するなど、建築的思考をベースに場をつくり日常生活と公共空間の創造的な関係を探求している。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーターに選出。

企画|会田大也(Daiya Aida)
2003年から2014年までメディアアートをテーマとした山口情報芸術センター[YCAM]に教育普及担当として勤務。鑑賞プログラムや市民参加プログラム、メディアワークショップや公園型展示作品の企画運営を行う。2014年より東京大学リーディング大学院プログラムGCL-GDWS特任助教として、ワークショップデザインを教える。

主催|あいちトリエンナーレ実行委員会

プログラムマネジメント|野田智子(あいちトリエンナーレ2019 コーディネーター[ラーニング])
             近藤令子(あいちトリエンナーレ2019 / アートラボあいち コーディネーター)

スケジュール
【対談】
プログラム始動に先立って、企画者である服部浩之と会田大也による、連続対談(全3回)を公開します。展覧会をとりまく環境やそこで起こる体験をデザインするには、どのような考え方や視点をもつことが重要なのか、お二人の対談を通してご紹介していきます。

【理論編】
美学・美術史、キュレーション、ミュージアムエデュケーションなどをレクチャー形式で理論的に学びます。
「展覧会の体験を作るとは」
 日時:平成30年9月1日(土)午後4時から午後6時まで
 講師:服部浩之、会田大也
「ミュージアムエデュケーションとは」
 日時:平成30年9月17日(月・祝)午後4時から午後6時まで
 講師:会田大也
「展覧会の設営について」
 日時:平成30年10月13日(土)午後4時から午後6時まで
 講師:服部浩之、会田大也
「こんな設計で作られてました」
 日時:平成30年10月27日(土)午後4時から午後6時まで
 講師:服部浩之、会田大也

【実践編】
アートラボあいちで企画する展覧会を実践として位置付け、展覧会の準備作業や会期中の会場などの現場で、展覧会を作っていく活動を実際に体験していきます。
 搬入・展示作業期間|平成30年10月3日(水)〜10月26日(金)
 展示期間|平成30年10月27日(土)〜11月25日(日)[上記期間のうちの金・土・日・祝:計14日間]
 撤収・搬出期間|平成30年11月26日(月)〜11月30日(金)

参加方法|募集要項による一般公募を募り、面接の後、参加者を決定

参加人数|19名


対談

第1回「展覧会を作るとは?」
第1回目は「展覧会をつくるとは?」をテーマに、展覧会がつくられる背景はもちろんのこと、それぞれの専門分野におけるスタンスや、どういう眼で社会を見つめているのか、具体的な事例を交えながらの対話となりました。

第2回「能動的な鑑賞者とは?」
第2回目は「能動的な鑑賞者とは?」をテーマに、会田さんと服部さんのお二人が関わられた展覧会をベースに、柔軟なつくり手というところから、自由に振る舞える鑑賞者を生み出すことへ。展覧会をみて、作品から様々な考えを広げ、それを深めていく、そんなデザインのあり方について話しが広がりました。

第3回「アートで人が育つとは?」
第3回目は「アートで人が育つとは?」をテーマに、お二人が大学で学んできたことを出発点に、それぞれの現在の活動へと繋がってくアートの現場で培われていった、価値観の多様性への気づきや創造性について話されていきました。


レポート

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