小泉 明郎

  • 1976年群馬県生まれ
  • 神奈川県拠点

国家・共同体と個人の関係、人間の身体と感情の関係について、現実と虚構を織り交ぜた実験的映像やパフォーマンスで探求している。人は、国家や守るべきもののために命を投げ出すことができるのか/他者を殺すことが赦されるのか。歴史や日常の裂け目から立ち現れる究極的な問いをめぐって、かつての特攻兵や加害軍人、イラク戦争従軍兵などへの聞き取りを通じて、暴力や自己犠牲の感情が生まれるメカニズムを考察。当事者たちの感情を追体験させる演劇的な映像は、観客を現実と夢、過去と未来、絶望と救済、憎悪と愛情、加害者と被害者の両極に引き裂き、誰もが傍観者たり得ない社会を批評的に映し出す。

主な作品発表

2018
個展「Battlelands」ペレス・アート・ミュージアム・マイアミ、マイアミ(米国)
2017
個展「帝国は今日も歌う」VACANT、東京
2015
個展「捕らわれた声は静寂の夢を見る」アーツ前橋、群馬
2013
個展「プロジェクト・シリーズ99:小泉明郎」ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク(米国)
2010
あいちトリエンナーレ2010、愛知
  • 《夢の儀礼―帝国は今日も歌う―》 2016、個展「帝国は今日も歌う」VACANT、東京
  • Photo: Shizune Shiigi
  • Courtesy of the artist, Annet Gelink Gallery (Amsterdam) & MUJIN-TO Production, Tokyo (Japan)