主な会場

愛知芸術文化センター

国内外の20世紀美術を中心に充実した作品を所蔵する「愛知県美術館」、大ホール、コンサートホール、小ホールなどを有する「愛知県芸術劇場」、アートスペース、アートライブラリー、アートプラザで構成される「愛知県文化情報センター」からなる複合文化施設。
愛知県の文化芸術の拠点として、名古屋市の中心部に1992年開館。

愛知県陶磁美術館

日本を代表する窯業地・瀬戸に「愛知県陶磁資料館」として1978年開館。2013年に名称変し、「愛知県陶磁美術館」として新たなスタートを切った。
緑あふれる広大な敷地内に、充実した2つの展示施設「本館」「南館」、作陶体験施設「陶芸館」、古窯跡を公開する「古窯館」などがあり、様々な角度からやきものにアプローチするやきもの専門ミュージアム。
2025年4月、改修工事を経てリニューアルオープン予定。

瀬戸市

名古屋市中心部から北東約20kmに位置し、周囲を小高い山々に囲まれ、千年以上のやきものの歴史を有する人口約13万人の市。
良質で豊富な陶土に恵まれたこの地で、先人たちは新しい技術や文化を柔軟に取り入れ、陶都として発展させたことから、やきものの代名詞「せともの(瀬戸物)」の語源ともなった。
2017年には日本六古窯(瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前)として日本遺産に認定され、現在でも、多くの陶芸作家や「ツクリテ」が市内の窯元や工房などで、日々新たな作品を生み出す。窯道具で組まれた窯垣や陶器でできた橋の欄干など、やきもののまちならではの風情が随所に見られる。