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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

AKNプロジェクト

AKN PROJECT

  • パフォーミングアーツ
  • 愛知芸術文化センター

公演情報

新演出
『喜劇『人類館』』
  • イラスト: 大白小蟹
日時

11月22日(土)~11月24日(月・振休)

会場

愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)

チケット

7月12日(土)発売予定

キャスト・スタッフ
作:
知念正真
演出:
知念あかね、新垣七奈
ドラマトゥルク:
林立騎
舞台美術:
佐々木文美
衣装:
藤谷香子
出演:
井上あすか、神田青、仲嶺雄作

プロフィール・作品情報

  • 2020年沖縄県で発足。沖縄県拠点。

1978年、『人類館』によって沖縄出身で初めて岸田戯曲賞を受賞した劇作家・知念正真(1941–2013年)。その作品を継承するため、娘の知念あかねが2020年に発足した「AKNプロジェクト」が、「戦後」80年を迎える今年、『人類館』を喜劇として同時代に応答した新たなアプローチで演出する。
1976年に初演された『人類館』は、1903年の「人類館事件」を起点に、皇民化教育、沖縄戦、米軍統治、本土「復帰」を織り込み、沖縄を巡る歴史を鋭く風刺した記念碑的作品である。いま「AKNプロジェクト」が本作に取り組むのは、「『人類館』の可能性が汲み尽くされておらず、現代に訴えるものがあるから」だという。知念正真が愛した「ごっこ遊び」と「ドンデン返し」に思いを馳せ、彼らはさらにこう続ける。
「演劇に力があるとすれば、それは私たちの小さな“ごっこ遊び” が、強さと弱さの、無関心と苦しみの、ゲートの内側と外側の、国家の中心と周縁の、社会の固定された関係に“ドンデン返し”をもたらす可能性を示すときではないか」と。
本作は、知念あかねが那覇文化芸術劇場なはーとと挑戦する2度目のリ・クリエーション。ドラマトゥルクになはーとから林立騎、共同演出に新垣七奈、舞台美術に佐々木文美を迎え、「喜劇」としての『人類館』に挑む。

主な発表歴
2022
喜劇『人類館』那覇文化芸術劇場なはーと(沖縄)
2021
喜劇『人類館』オンライン配信