展示・公演等
ブラック・グレース
Black Grace
- パフォーミングアーツ
- 愛知芸術文化センター
公演情報
日本初演ダンス『Paradise Rumour(パラダイス・ルーモア)』
太平洋の島々に対する“楽園”のイメージにひそんだ“偽り”を問う躍動的なダンス・パフォーマンス、日本初上演。
サモアなどの太平洋の島々や、アオテアロア/ニュージーランドの先住民であるマオリ等にルーツを持つメンバーで構成されたダンスカンパニーの20年ぶりとなる来日公演。太平洋の島々の楽園(ルビ:パラダイス)としてのイメージの裏にある、差別や偏見にさらされる移民コミュニティの歴史。彼らが辿った道のりを「希望と抵抗」「悲しみと受容」「抑圧と解放」「信仰と危機」を象徴する4人のダンサーたちが躍動感溢れる力強い動きで表現する。
日時
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- 託児サービスあり
- 託児サービスあり
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- 託児サービスあり
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- 終演後トークあり※
- リラックス・パフォーマンス公演
- 託児サービスあり
※ゲスト:唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督)
会場
愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)
(名古屋市東区東桜1-13-2)
上演時間
70分
使用言語
ノンバーバル一部英語(日本語訳配布あり)
チケット料金
- 一般
- 3,500円
- U25
- 2,000円
※当日券は、一般・U25一律で前売券価格+500円
※前売券のみ、ペアチケットを6,500円で販売
座席
自由席
キャスト・スタッフ
- 演出、振付:
- ニール・イェレミア(ブラック・グレース 芸術監督)
- 作曲:
- ファイウム・マシュー・サラプ(アノニユーズ)
- 照明:
- ジャックス・メッセンジャー
- ⾐装:
- ティナ・トーマス
- メイク:
- キキ・スタナーズ
シャルジャ美術財団委託作品
公演チラシ
後日、公開します。
鑑賞サポート
- 【観劇に際してのご注意】
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- 作品の上演言語は一部英語です。観劇に際しては、セリフの日本語訳を記載したハンドアウトを配布します。
- 未就学のお子様もご観劇いただけます。未就学児は同伴者の膝の上での鑑賞は無料、座席が必要な場合は有料です(U25チケットをご利用いただけます)。保護者の方のみ観劇をご希望の場合には、託児サービスをご利用ください。
- 車椅子で鑑賞を希望の方は、アイ・チケット《TEL 0570-00-5310》までご連絡ください。
- 【託児サービス】
- 託児サービスを実施します。原則事前申し込みが必要です。詳細は、後日、公式サイトでお知らせします。
- 【ミート・ザ・アーティスト(対象公演: )】
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上演後に会場にて出演者・演出家によるトークを実施します。当日該当回をご観劇の方はそのまま参加いただけます。予約は不要です。
- 日英の逐次通訳があります。
- UDトークによる文字支援をします。
- 【リラックス・パフォーマンス(対象公演: )】
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鑑賞マナーをゆるくする「リラックス・パフォーマンス」を実施します。声を出したり、途中入退したりするなども可能です。お子様連れのご家族や、障がいのある方など、なかなか劇場に足を運びづらいと感じている方に作品を楽しんでいただけます。
※暗転の有無、音量、会場情報等、リラックス・パフォーマンスの詳細は決定次第、公式サイトでお知らせします。
プロフィール・作品情報
- 1995年タマキ・マカウラウ/オークランド(アオテアロア/ニュージーランド)で結成。
タマキ・マカウラウ/オークランド(アオテアロア/ニュージーランド)拠点。
太平洋の島々や、アオテアロア(ニュージーランド)の先住民であるマオリ等にルーツを持つメンバーで構成されたダンスカンパニー。サモアルーツの創設者ニール・イェレミアは、1995年の設立以来ニュージーランドを代表する存在として、南太平洋の伝統的な踊りや儀式的な動きをコンテンポラリーダンスと融合させた独自のスタイルで国際的に高く評価されている。来日公演は2005年以来20年ぶり。今回は、2023年の第15回シャルジャ・ビエンナーレにおける世界初演後、ハリス・シアター(シカゴ)をはじめとする米国ツアーや、セント・ジェームズ・シアター(ウェリントン)ほか各地で好評を博した『Paradise Rumour (パラダイス・ルーモア)』を上演する。
太平洋の島々に投影された『パラダイス(理想郷)』という幻想と、南太平洋地域において差別や偏見に晒されるさまざまな移民コミュニティが直面した現実(ごまかし、欺瞞)との対比をテーマに、本作は、西洋の宣教師たちが初めて島々に足を踏み入れた時代から現代に至るまでの、個人と共同体の記憶を交差させながら描き出す。希望と抵抗、悲しみと受容、抑圧と解放、信仰と危機といった複雑な感情の交錯を、4人のダンサーが力強く、躍動感に満ちた動きで表現する。
いまだ世界各地で続く移民や先住民への差別的言説に対し、『Paradise Rumour』は過去と現在の旅の中で問いかける。「あれから、私たちはどこまで前進したのか?」と。
- 主な発表歴
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- 2023
- 『Paradise Rumour』第15回シャルジャ・ビエンナーレ「Thinking Historically in the Present」(アラブ首長国連邦)
- 2022
- 『O Le Olaga – Life』ジェイコブズ・ピロウ・ダンスフェスティバル2022(マサチューセッツ、米国)
- 2018
- 『Crying Men』ASBウォーターフロントシアター(オークランド、ニュージーランド)
- 2016
- 『As Night Falls』ヘラルド・シアター(オークランド、ニュージーランド)
- 2012
- 『Vaka』第9回釜山ダンスフェスティバル(韓国)