アーティスト
フォスタン・リニエクラFaustin Linyekula
- 1974年キサンガニ(コンゴ)生まれ。キサンガニ(コンゴ)拠点。
舞踊、振付、執筆、演劇、視覚芸術によって自らを表現するストーリーテラー。母国であるコンゴの複雑な歴史に触発され、また、紛争や貧困等による深刻な人口流出問題への抵抗として2001年に帰国。その後、スタジオ・カバコを設立する。国内外のアーティストに開かれた場としてトレーニングプログラムや創作支援を提供するかたわら、分野横断的なコラボレーションも実施。リニエクラはニューヨーク近代美術館やテート・モダン(ロンドン)等の著名な美術館のほか、欧州、アフリカ、オセアニア、米国の芸術祭などで発表歴があり、リスボン市(ポルトガル)の「アーティスト・オブ・ザ・シティ」、オランダ有数の芸術祭「ホランド・フェスティバル」のアソシエートアーティストに選出されるなど、国際的にも高い評価を得ている。
- 主な発表歴
-
- 2023
- 『My body, my archive』(舞台バージョン)ローザンヌ・ヴィディ劇場(スイス)
- 2020
- 『My body, my archive』(インスタレーション・パフォーマンス)テート・モダン(ロンドン、英国)
- 2019
- 『Histoire(s) du théâtre II』アヴィニョン演劇祭(フランス)
- 2019
- 『Congo』王立フランドル劇場(ブリュッセル、ベルギー)
- 2017
- 『Banataba』メトロポリタン美術館(ニューヨーク、米国)

- 『My body, my archive』 2023
- Photo: Sarah Imsand