展示・公演等
フォスタン・リニエクラ
Faustin Linyekula
- パフォーミングアーツ
- 愛知芸術文化センター
公演情報
日本初演『My body, my archive(マイ ボディ・マイ アーカイブ)』

- 『My body, my archive』 2023
- Photo: Sarah Imsand
日時
11月28日(金)~11月30日(日)
会場
愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)
チケット
7月12日(土)発売予定
キャスト・スタッフ
- 振付、ダンス:
- フォスタン・リニエクラ
- 音楽(トランペット):
- ヘル・シャバカ⹀ラ
- 彫刻:
- グバガ
プロフィール・作品情報
- 1974年キサンガニ(コンゴ民主共和国)生まれ。キサンガニ(コンゴ民主共和国)拠点。
フォスタン・リニエクラは、コンゴ民主共和国出身の振付家・演出家・ダンサー。「身体」を生きたアーカイブと捉え、歴史の暴力性と、それが個人や共同体の記憶に与える影響を問いかける。
リニエクラの作品は、テート・モダン、ニューヨーク・ライブアーツ、ニュージーランド・フェスティバル、シャルジャ・ビエンナーレ、アヴィニョン演劇祭など、世界各地で上演されている。
ヨーロッパによる植民地支配以前、コンゴの人々は仮面や彫刻、歌、物語といった手法を通じて、生活の記憶を独自にアーカイブしていた。だが、その多くは植民地主義とともに破壊されたり、世界中に散逸したりしていった。
『My body, my archive』では、征服者によって築かれた記録に抵抗し、断片化された歴史と記憶を繋ぎ直すことで、人々が自らのアーカイブを再構築する可能性を探る。サン・ラ・アーケストラのメンバーでもあるヘル・シャバカ=ラのトランペットが、身体に刻まれた記憶を呼び覚まし、過去の傷跡、歴史の重み、そして未来の兆しを浮かび上がらせる。
- 主な発表歴
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- 2023
- 『My body, my archive』(舞台バージョン)ローザンヌ・ヴィディ劇場(スイス)
- 2020
- 『My body, my archive』(インスタレーション・パフォーマンス)テート・モダン(ロンドン、英国)
- 2019
- 『Histoire(s) du théâtre II』アヴィニョン演劇祭(フランス)
- 2019
- 『Congo』王立フランドル劇場(ブリュッセル、ベルギー)
- 2017
- 『Banataba』メトロポリタン美術館(ニューヨーク、米国)