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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

フォスタン・リニエクラ

Faustin Linyekula

  • パフォーミングアーツ
  • 愛知芸術文化センター

公演情報

日本初演
『My body, my archive(マイ ボディ・マイ アーカイブ)
  • 『My body, my archive』 2023
  • Photo: Sarah Imsand
日時

11月28日(金)~11月30日(日)

会場

愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)

チケット

7月12日(土)発売予定

キャスト・スタッフ
振付、ダンス:
フォスタン・リニエクラ
音楽(トランペット):
ヘル・シャバカ⹀ラ
彫刻:
グバガ

プロフィール・作品情報

  • 1974年キサンガニ(コンゴ民主共和国)生まれ。キサンガニ(コンゴ民主共和国)拠点。

フォスタン・リニエクラは、コンゴ民主共和国出身の振付家・演出家・ダンサー。「身体」を生きたアーカイブと捉え、歴史の暴力性と、それが個人や共同体の記憶に与える影響を問いかける。
リニエクラの作品は、テート・モダン、ニューヨーク・ライブアーツ、ニュージーランド・フェスティバル、シャルジャ・ビエンナーレ、アヴィニョン演劇祭など、世界各地で上演されている。
ヨーロッパによる植民地支配以前、コンゴの人々は仮面や彫刻、歌、物語といった手法を通じて、生活の記憶を独自にアーカイブしていた。だが、その多くは植民地主義とともに破壊されたり、世界中に散逸したりしていった。
『My body, my archive』では、征服者によって築かれた記録に抵抗し、断片化された歴史と記憶を繋ぎ直すことで、人々が自らのアーカイブを再構築する可能性を探る。サン・ラ・アーケストラのメンバーでもあるヘル・シャバカ=ラのトランペットが、身体に刻まれた記憶を呼び覚まし、過去の傷跡、歴史の重み、そして未来の兆しを浮かび上がらせる。

主な発表歴
2023
『My body, my archive』(舞台バージョン)ローザンヌ・ヴィディ劇場(スイス)
2020
『My body, my archive』(インスタレーション・パフォーマンス)テート・モダン(ロンドン、英国)
2019
『Histoire(s) du théâtre II』アヴィニョン演劇祭(フランス)
2019
『Congo』王立フランドル劇場(ブリュッセル、ベルギー)
2017
『Banataba』メトロポリタン美術館(ニューヨーク、米国)