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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

クォン・ビョンジュン

Kwon Byungjun

  • パフォーミングアーツ
  • 愛知県陶磁美術館

公演情報

世界初演・新作サウンド・インスタレーション音楽
『ゆっくり話して、そうすれば歌になるよ』
  • 『From Cheongju To Kyiv.』2022
  • Photo: National Museum of Modern and Contemporary Art, Korea
  • 「“We Will Have a Serious Night” by Ghost Theater」2022, HongDong Reservoir
  • Photo: ARKO
  • Photo: Ryohei Tomita
  • Photo: Ryohei Tomita
  • Photo: Ryohei Tomita
日時

は休館

会場

愛知県陶磁美術館 芝生広場
(瀬戸市南山口町234)

使用言語

日本語、韓国語、英語

チケット料金

現代美術展チケットでご覧いただけます。

チケット購入

座席

座席なし

公演チラシ

後日、公開します。

鑑賞サポート
【観劇に際してのご注意】
  • 作品の上演言語は日本語・韓国語・英語の3言語からお選びいただけます。
  • 未就学のお子様もご参加いただけます。
  • 芝生エリアにも車椅子は入れますが、勾配のある野外の芝生の上を移動しながら体験する作品です。
  • 芝生エリアは歩きやすい靴での体験を推奨します。特に雨天時および雨天後はぬかるみやすいためご注意ください。
【見えない・見えづらい方向けお手伝い】
最寄りの駅から会場まで、また、鑑賞中の移動サポートをします。詳細は、後日、公式サイトでお知らせします。

プロフィール・作品情報

  • 1971年ソウル(韓国)生まれ。ソウル(韓国)拠点。

クォン・ビョンジュンは1990年代にシンガーソングライターとして活動を開始し、映画や舞台音楽も手がけるなど多分野で活躍。2000年代末にオランダに渡り、音楽とテクノロジーに特化した研究・制作施設STEIMで電子楽器の開発に従事。
帰国後は音楽、演劇、美術を融合したニューメディア・パフォーマンスを展開し、アンビソニックス(没入型3Dオーディオシステム)を用いた音響インスタレーションの先駆者として注目される。2023年にはロボットを使った作品でKorea Artist Prizeを受賞。
今回は、愛知県陶磁美術館の屋外に広がる自然環境に合わせて音で構築された架空世界を、ヘッドフォンを着用して散策するサウンドインスタレーションを発表する。本作のタイトルは、話し言葉をゆっくりと発することで、内面から自然に「歌」が生まれる過程を表している。制作の過程で瀬戸のやきものや、生活の痕跡を伝える民謡などをリサーチし、この地域の土、水、火、植生、まちや人々から音を採集。それらで構成する音の野外彫刻によって、仮想世界と自然が重なり合う。精密なGPSと立体音響技術により、観客の動きに応じて音が変化し、現実と仮想の境界が揺らぐ特別な体験を生み出す。

主な発表歴
2023–24
「Korea Artist Prize 2023」国立現代美術館(ソウル、韓国)
2022
個展「“We Will Have a Serious Night” by Ghost Theater」HongDong Reservoir(ソウル、韓国)
2021
個展「“We Will Have a Serious Night” by Ghost Theater」南山谷韓屋村(ソウル、韓国)
2021
個展「Neverland Soundland: Kwon Byungjun – Sound Walk」佂山市立美術館(韓国)
2020
個展「Club Golden Flower」Cosmo 40(仁川、韓国)