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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

態変

TAIHEN

  • パフォーミングアーツ
  • 愛知芸術文化センター

公演情報

世界初演・新作
『BRAIN(ブレイン)
  • Photo: Hikaru Toda
  • Visual image: Mitsuru Tokisato
日時

9月26日(金)~9月28日(日)

会場

愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)

チケット

7月12日(土)発売予定

キャスト・スタッフ
作・演出:
金滿里
システムアーキテクト:
時里充

プロフィール・作品情報

  • 1983年大阪府で結成。大阪府拠点。

「態変(たいへん)」は、1983年に主宰の金滿里(きむ まんり) により大阪で創設されたパフォーマンス集団。メンバー全員が身体障がい者であり、その「歪んだ」とされる身体、「ぶざま」とされる床に這いつくばる動きにこそ価値をおき、一貫して障がいのある身体のあり方の探求を続ける。その表現は、直立二足歩行の身体によって作り上げられてきた既存の芸術観と、それに付随するあらゆる社会規範やバイアスへの抵抗であり、「醜」とは?「美」とは?と、観るものの美意識や価値観を強く揺さぶってきた。このような比類なき身体性は、伝説的舞踏家のひとり、故・大野一雄からの多大な支持を受けたほか、文学や哲学、社会学、アクティビズム等の多方面に影響を与えている。
今回「態変」は、脳の司令に従えず制御から外れてしまう障がい者の身体をもって、正面から「脳」に向き合う。人工知能(AI)が我々の生活の隅々にまで影響を及ぼしつつある社会状況への応答として、身体と脳とのねじれ・もつれた関係性の来歴を描き出す試みである。さらに身体そのものへの深い関心を持ち、AI 技術を応用したインスタレーションやライブパフォーマンスを創作する時里充をコラボレーターに迎え、現代社会において、いかに私たちの存在性(生命)への尊厳は保たれるのかを問う新作に挑戦する。

主な発表歴
2023
『私たちはアフリカからやってきた』ABCホール(大阪)
2022
『白花弁の歌』AI HALL(兵庫)
2021
『さ迷える愛・序破急』横浜国際舞台芸術ミーティング2021(神奈川)
2005
『マハラバ伝説』テアター・デア・ヴェルト2005(シュトゥットガルト、ドイツ)
1997
『DEPARTED SOUL』第11回ベルン国際舞踏祭(スイス)