今、を生き抜くアートのちから

LEARNINGラーニング

サマー・スクール2

現代の子供たちは自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら行動することで、不透明な社会や人生を切り拓いていく力が求められています。現役の教職員や美術教育関係者と、「いかに学ぶか」や「芸術祭と教育現場をいかにつなげられるか」を学ぶサマー・スクールの2回目を実施しました。

実施日時|2022年8月27日(土)、28日(日)両日とも10:30〜16:00
会場|愛知芸術文化センター8階ラーニングルーム内「オープンスペース」

①8月27日(土)

10:30~12:00
堤拓也キュレーター(現代美術)によるガイドツアーと自由鑑賞

13:30~16:00
ワークショップ「あいち2022」のなかで「展覧会」を組み立てる

  • 撮影: あい撮りカメラ部 みずのあきひこ(3点とも)

②8月28日(日)

10:30~12:00 アーティストトーク
「「あいち2022」の現在」
眞島竜男、うらあやか・小山友也(ラーニング・プログラム協働アーティスト)

13:30~15:00 レクチャー・ディスカッション
「アートと教育現場をつなげる」
神野真吾(千葉大学准教授、角川武蔵野ミュージアム アート部門ディレクター、千の葉の芸術祭総合ディレクター、千葉アートネットワーク・プロジェクト代表)

15:00~16:00 総括

  • 撮影: あい撮りカメラ部 minachom(4点とも)

ゲスト・講師プロフィール

眞島竜男
1970年東京都生まれ。滋賀県拠点。
写真、ビデオ、テキスト、パフォーマンス、レクチャー、粘土など様々なメディアを使った作品を制作。日本の近・現代アートがナショナル(国民的、国家的)なものとどのように関わってきたのかを問い続ける。

うらあやか
1992年神奈川県生まれ。
集まりのあり方を検討。ワークショップなど参加型の作品を多く制作。美術関係者の女性たちのネットワーク「female artist meeting」の企画と運営。CSLAB管理人。

小山友也
1989年埼玉県生まれ。
交換の仕方から抽出したりブレンドしたりして、既存の枠組みに従属している身体の可視化と侵食によって、未来を模索する。

神野真吾
1967年横浜市生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科美学専攻博士前期課程修了。山梨県立美術館学芸員を経て2006年より千葉大学教育学部准教授。社会とアートの関係についての研究や実践に取り組む。千葉市美術館との連携プロジェクト「千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)」代表。