アーティスト

バゼル・アッバス&ルアン・アブ=ラーメBasel Abbas and Ruanne Abou-Rahme

  • バゼル・アッバス、1983年ニコシア(キプロス)生まれ。ニューヨーク(米国)、ラマッラ(パレスチナ)拠点。
  • ルアン・アブ=ラーメ、1983年ボストン(米国)生まれ。ニューヨーク(米国)、ラマッラ(パレスチナ)拠点。

バゼル・アッバスとルアン・アブ=ラーメは、サウンド、映像、文章、インスタレーション、パフォーマンスなど、様々な分野で共に活動するアーティスト。二人の取り組みは、パフォーマティビティ、政治的イマジナリー、肉体、仮想世界の横断にある。二人のアプローチの特徴は、サウンド、映像、テキスト、オブジェなど、既存の素材や自作の素材をサンプリングし、それらを全く新しい「台本」に再構築することである。その成果として、マルチメディア・インスタレーションやサウンドと映像のライブ・パフォーマンスという形で、サウンド、映像、テキスト、サイトが持つ政治的、情緒的、物質的な可能性を追求する表現を展開している。

主な発表歴
2024
個展「The song is the call, and the land is calling」コペンハーゲン・コンテンポラリー/ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(デンマーク)
2024
個展「Only sounds that tremble through us」MIT リスト・ヴィジュアル・アーツ・センター(マサチューセッツ、米国)
2023
個展「An echo buried deep deep down but calling still」アストルップ・ファーンリ現代美術館(オスロ、ノルウェー)
2022
個展「May Amnesia Never Kiss Us on the Mouth」ニューヨーク近代美術館(米国)/ミグロ現代美術館(チューリッヒ、スイス)
  • 《May amnesia never kiss us on the mouth: only sounds that tremble through us》 2020–22
  • Photo: Christian Øen
  • © Astrup Fearnley Museet, 2023.