展示・公演等
バゼル・アッバス & ルアン・アブ⹀ラーメ、バラリ、ハイカル、ジュルムッド
Basel Abbas and Ruanne Abou-Rahme with Baraari, Haykal and Julmud
- パフォーミングアーツ
- 愛知芸術文化センター周辺
公演情報
世界初演・新作インスタレーションクラブイベント音楽タイトル未定
パレスチナの“現在”を体感する新作ライブパフォーマンス。
バゼル・アッバス&ルアン・アブ=ラーメが、消し去られ続ける危機にあるパレスチナの風景を今年新たに撮影し、構成する新作パフォーマティブ・インスタレーション。名古屋のクラブ空間で、没入型インスタレーションとパレスチナから招へいするバラリ、ハイカル、ジュルムッドの3名のミュージシャンによるライブパフォーマンスが重なり合う。映像の断片から語られるのは、断絶された土地・コミュニティ・歴史との再接続の試み。そして土地とともに生き、とどまり続けるという確かな意思。忘却に抗うパレスチナの現在に立ち会う。
日時
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OPEN
Performance
CLOSE
Live & Lounge Vioにてバゼル・アッバス & ルアン・アブ=ラーメ、バラリ、ハイカル、ジュルムッドの新作パフォーマンス(~)、隣接するCLUB MAGOではゲストアーティストによるDJやライブ演奏等を繰り広げます(~)。本イベントチケットで両会場を行き来しながらお楽しみいただけます。
※23:00以降は、保護者同伴の場合であっても、18歳未満の方の入場はお断りします。
会場
Live & Lounge Vio・CLUB MAGO
(名古屋市中区新栄2-1-9 flexビル b2)
上演時間
90分~120分(予定)
チケット料金
- 一般
- 3,500円(ワンドリンク付)
- U25
- 2,000円(ワンドリンク付)
※当日券は、一般・U25一律で前売券価格+500円
※前売券のみ、ペアチケットを6,500円(ワンドリンク2名分付)で販売
座席
座席なし
キャスト・スタッフ
- パフォーマンス:
- バゼル・アッバス & ルアン・アブ⹀ラーメ、バラリ、ハイカル、ジュルムッド 他
公演チラシ
後日、公開します。
プロフィール・作品情報
- バゼル・アッバス、1983年ニコシア(キプロス)生まれ。ニューヨーク(米国)、ラマッラ(パレスチナ)拠点。
- ルアン・アブ⹀ラーメ、1983年ボストン(米国)生まれ。ニューヨーク(米国)、ラマッラ(パレスチナ)拠点。
バゼル・アッバスとルアン・アブ⹀ラーメは、サウンド、映像、文章、インスタレーション、パフォーマンスなど、さまざまな分野で共に活動するアーティスト。二人の取り組みは、パフォーマティビティ、政治的イマジナリー、肉体、仮想世界の横断にある。二人のアプローチの特徴は、サウンド、映像、テキスト、オブジェなど、既存の素材や自作の素材をサンプリングし、それらを全く新しい「台本」に再構築することである。その成果として、マルチメディア・インスタレーションやサウンドと映像のライブ・パフォーマンスという形で、サウンド、映像、テキスト、サイトが持つ政治的、情緒的、物質的な可能性を追求する表現を展開している。
今回は名古屋市内のクラブを貸し切り、今年パレスチナで撮影した映像と当地から招聘するミュージシャン等による新作のパフォーマティブ・インスタレーションを発表する。
- 主な発表歴
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- 2024
- 個展「The song is the call, and the land is calling」コペンハーゲン・コンテンポラリー/ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(デンマーク)
- 2024
- 個展「Only sounds that tremble through us」MIT リスト・ヴィジュアル・アーツ・センター(マサチューセッツ、米国)
- 2023
- 個展「An echo buried deep deep down but calling still」アストルップ・ファーンリ現代美術館(オスロ、ノルウェー)
- 2022
- 個展「May Amnesia Never Kiss Us on the Mouth」ニューヨーク近代美術館(米国)/ミグロ現代美術館(チューリッヒ、スイス)
バラリBaraari
パレスチナのラマッラを拠点に活動するダイナミックなミュージシャン、MC、歌手。その作品はジャンルを横断し、境界線を押し広げる。アラビアのメロディーと国際的かつローカルな影響をブレンドし、ヒップホップ、ドリル、グライム、エクスペリメンタル・サウンドなどのジャンルを探求している。

ハイカルHaykal
パレスチナ出身のアーティスト、作家、ミュージシャン。2012年より政治的、文化的なテーマと個人的な視点を織り交ぜながら作品を制作。2020年には、バゼル・アッバス&ルアン・アブ=ラーメのマルチ・プロジェクト「May amnesia never kiss us on the mouth」に参加し、ミグロ現代美術館(チューリッヒ)とアストラップ・フィアンリー近代美術館(オスロ)でライブ・パフォーマンスを行った。

ジュルムッドJulmud
パレスチナのラマッラを拠点とする音楽プロデューサー/研究者であり、サウンドエンジニア/デザイナー。世界中のサウンドを創作、作曲、サンプリング、合成し、ジェネリックではない独自の音楽を創り出す。
