アーティスト

久保寛子Kubo Hiroko

  • 1987年広島県生まれ。千葉県拠点。

テキサスクリスチャン大学美術修士課程修了。先史芸術や民族・民俗芸術、文化人類学などにまつわる学説のリサーチをベースに、ワイヤーメッシュや農業用シート、防風ネットなどの工業製品を用いて彫刻作品を制作している。自然の脅威や遺物の破壊と再生、周縁化されてきた女性の表象などをテーマに、神話や祈りがかたちをなす偶像や、人々の暮らしの中から生まれた実用品に宿る美について、久保は作品を通じて現代的な視点から再考を促す。広島文化新人賞(2022年)、六甲ミーツ・アート公募大賞(2017年)受賞。KAMU KANAZAWA(石川)、おおさか創造千島財団、株式会社 IZAK(富山)などに大型作品が収蔵されている。

主な発表歴
2024
個展「鉄骨のゴッデス」ポーラ ミュージアム アネックス(東京)
2024
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024(新潟)
2023
GO FOR KOGEI 2023「物質的想像力と物語の縁起―マテリアル、データ、ファンタジー」富岩運河環水公園(富山)
2023
Romantic Route 3, Falabidbog(苗栗、台湾)
2022
個展「ISAAC」LOKO Gallery(東京)
  • 《ヒト新世の群像》 2022
  • Photo: 浅野堅一