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国際芸術祭あいち2025、テーマ:灰と薔薇のあいまに、会期:2025年9月13日(土)から11月30日(日)79日間、会場:愛知芸術文化センター/愛知県陶磁美術館/瀬戸市のまちなか

展示・公演等

マユンキキ+

Mayunkiki+

  • パフォーミングアーツ
  • 愛知芸術文化センター
  • 瀬戸市のまちなか

公演情報

世界初演・新作パフォーマンス音楽
『クテ』
  • © Namine Doi
  • © 広瀬モドロ
言葉、歌、音、光と影によって紡がれる物語。「以前」と「以後」、「上流」と「下流」、「先祖」と「子孫」― 不可逆とされる大きな流れに橋をかけ、穴を穿ち、道を通す試み。

マユンキキがこれまで共演・共作を行なってきたメンバーとともに、奥三河の天竜川流域や北海道石狩川上流域でのリサーチを重ねた本作。タイトル『クㇱテ』とはアイヌ語で「(場所に)~を通らせる」という意味の他動詞。出演者であるマユンキキとレㇰポの祖父であり、 日本の鉄道敷設史上最大の難所の一つと言われた奥三河の三信鉄道の開通に大きな功績を残した測量士、そして旭川アイヌのリーダーである川村カ子トの軌跡をたぐり寄せながら創作する。

日時・会場
  • リラックス・パフォーマンス公演
  • リラックス・パフォーマンス公演
  • 終演後トークあり
  • リラックス・パフォーマンス公演

瀬戸蔵つばきホール
(愛知県瀬戸市蔵所町1-1)

日時・会場
  • 託児サービスあり
  • 託児サービスあり
  • 託児サービスあり
  • 託児サービスあり

愛知県芸術劇場 大リハーサル室(B2F)
(名古屋市東区東桜1-13-2)

上演時間

80分(予定)

使用言語

アイヌ語、日本語

チケット料金
一般
3,500円
U25
2,000円

※当日券は、一般・U25一律で前売券価格+500円
※前売券のみ、ペアチケットを6,500円で販売

チケット購入

座席

自由席

キャスト・スタッフ

アペトゥンペ(レポ、マユンキキ)
西瓜兄妹(廣瀬拓音、マユンキキ)
hoshifune(小谷野哲郎、わたなべなおか)
マチュメ・ザンゴ
佐藤直子
WHITELIGHT
山田大揮(あやめ文技研)

公演チラシ

後日、公開します。

鑑賞サポート
【観劇に際してのご注意】
  • 作品の上演言語はアイヌ語・日本語です。
  • 瀬戸蔵つばきホールでのリラックス・パフォーマンス公演は未就学児歓迎です。同伴者の膝の上での鑑賞は無料です。座席が必要な場合は有料です(U25チケットをご利用いただけます)。
  • 車椅子で鑑賞を希望の方は、アイ・チケット《TEL 0570-00-5310》までご連絡ください。
【託児サービス】
託児サービスを実施します。原則事前申し込みが必要です。詳細は、後日、公式サイトでお知らせします。
【ミート・ザ・アーティスト(対象公演: )】
上演後に会場にて出演者・演出家によるトークを実施します。当日該当回をご観劇の方はそのままご参加いただけます。予約は不要です。
  • UDトークによる文字支援をします。
【リラックス・パフォーマンス(対象公演: )】
鑑賞マナーをゆるくする「リラックス・パフォーマンス」を実施します。声を出したり、途中入退したりするなども可能です。お子様連れのご家族や、障がいのある方など、なかなか劇場に足を運びづらいと感じている方に作品を楽しんでいただけます。
※暗転の有無、音量、会場情報等、リラックス・パフォーマンスの詳細は決定次第、公式サイトでお知らせします。

プロフィール・作品情報

  • 2025年日本で結成。拠点を定めずに活動。

マユンキキは、北海道出身の音楽家・現代美術家。日本の先住民族として自身のルーツを深く見つめ創作する彼女は、「アイヌだから起こる出来事」を出発点に、あくまで「個人」としての視点を貫き、現代に生きるアイヌの存在と向き合い続ける。
本上演に向けて結成した新ユニット「マユンキキ+」は、アイヌ伝統歌を基軸に活動する姉レポとのユニット「アペトゥンペ」、廣瀬拓音との実験的音響ユニット「西瓜兄妹」、アイヌ影絵のコラボレーター「hoshifune」の小谷野哲郎、わたなべなおか、音響設計には「WHITELIGHT」を迎えた特別編成。彼らとともに愛知県奥三河の天竜川流域や北海道石狩川上流域でのリサーチを重ねた本作は、アペトゥンぺ姉妹の祖父であり、昭和初期、日本の鉄道敷設史上最大の難所の一つと言われた奥三河の三信鉄道(現JR 飯田線「天竜峡駅~三河川合駅(愛知県新城市)」)の開通に大きな功績を残した測量士、そして旭川アイヌのリーダーである川村カ子トの軌跡をたぐり寄せながら創作する。タイトルの『クテ/kuste』とはアイヌ語で「(場所に)~を通らせる」という意味の他動詞。川村の足跡を辿りながら、本作は「以前」と「以後」、「上流」と「下流」、「先祖」と「子孫」など、我々が本来不可逆であると認識している大きな流れに橋をかけ、穴を穿ち、道を通す試み。

主な発表歴
2024
SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2024(富山)/ SUKIYAKI TOKYO(東京)Mayunkiki & Surge *1
2024
『ウコウ』札幌国際芸術祭2024(北海道)マレウレウ × KOMAKUS *2
2023/2024
『ノチウコタン』ウポポイ(北海道)hoshifune × アペトゥンぺ
2023
山谷音樂節2023(花蓮、台湾)西瓜兄妹
2022
マユンキキ個展「SIKNURE – Let me live」オープニングパフォーマンス(バーミンガム、英国)Mayunkiki & Surge
2022
音楽堂のピクニック(神奈川)hoshifune × アペトゥンぺ

*1 西瓜兄妹が英国で結成したバンド
*2 WHITELIGHT から派生したアーティスト