展示・公演等
マユンキキ+
Mayunkiki+
- パフォーミングアーツ
- 愛知芸術文化センター
- 瀬戸市のまちなか
公演情報
世界初演・新作『クシテ』

- © 広瀬モドロ
日時・会場
10月3日(金)~10月5日(日)
瀬戸蔵つばきホール
日時・会場
10月12日(日)~10月13日(月・祝)
愛知県芸術劇場 大リハーサル室(B2F)
チケット
7月12日(土)発売予定
キャスト・スタッフ
アペトゥンペ(レクポ、マユンキキ)
西瓜兄妹(廣瀬拓音、マユンキキ)
hoshifune(小谷野哲郎、わたなべなおか)
WHITELIGHT 他
プロフィール・作品情報
- 2025年日本で結成。拠点を定めずに活動。
マユンキキは、北海道出身の音楽家・現代美術家。日本の先住民族として自身のルーツを深く見つめ創作する彼女は、「アイヌだから起こる出来事」を出発点に、あくまで「個人」としての視点を貫き、現代に生きるアイヌの存在と向き合い続ける。
本上演に向けて結成した新ユニット「マユンキキ+」は、アイヌ伝統歌を基軸に活動する姉レクポとのユニット「アペトゥンペ」、廣瀬拓音との実験的音響ユニット「西瓜兄妹」、アイヌ影絵のコラボレーター「hoshifune」の小谷野哲郎、わたなべなおか、音響設計には「WHITELIGHT」を迎えた特別編成。彼らとともに愛知県奥三河の天竜川流域や北海道石狩川上流域でのリサーチを重ねた本作は、アペトゥンぺ姉妹の祖父であり、昭和初期、日本の鉄道敷設史上最大の難所の一つと言われた奥三河の三信鉄道(現JR 飯田線「天竜峡駅~三河川合駅(愛知県新城市)」)の開通に大きな功績を残した測量士、そして旭川アイヌのリーダーである川村カ子トの軌跡をたぐり寄せながら創作する。タイトルの『クシテ/kuste』とはアイヌ語で「(場所に)~を通らせる」という意味の他動詞。川村の足跡を辿りながら、本作は「以前」と「以後」、「上流」と「下流」、「先祖」と「子孫」など、我々が本来不可逆であると認識している大きな流れに橋をかけ、穴を穿ち、道を通す試み。
- 主な発表歴
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- 2024
- SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2024(富山)/ SUKIYAKI TOKYO(東京)Mayunkiki & Surge *1
- 2024
- 『ウコウク』札幌国際芸術祭2024(北海道)マレウレウ × KOMAKUS *2
- 2023/2024
- 『ノチウコタン』ウポポイ(北海道)hoshifune × アペトゥンぺ
- 2023
- 山谷音樂節2023(花蓮、台湾)西瓜兄妹
- 2022
- マユンキキ個展「SIKNURE – Let me live」オープニングパフォーマンス(バーミンガム、英国)Mayunkiki & Surge
- 2022
- 音楽堂のピクニック(神奈川)hoshifune × アペトゥンぺ
*1 西瓜兄妹が英国で結成したバンド
*2 WHITELIGHT から派生したアーティスト