アーティスト

永沢碧衣Nagasawa Aoi

  • 1994年秋田県生まれ。秋田県拠点。

永沢碧衣は、主に東北の狩猟・マタギ文化に関わり、自らも狩猟免許を取得。狩猟者としての経験を重ねていくことで出会う種々のものとの関係性を記録・表現した絵画作品を制作している。巨視と微視を行き来することで「人と生物と自然」の相関を問い、それらの境界線を溶解し消化することが創作の原動である。解体した熊から膠を抽出したり、切り株をキャンバスに見立てたり、石から絵の具を採取するなど、素材としてもモチーフとしても、日々山と向き合いながらフィールドワークを重ね、生命の根源や循環、記憶の痕跡を辿る旅を続けている。

主な発表歴
2024
「アケヤマ─秋山郷立大赤沢小学校─」大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024(新潟)
2024
「弘前エクスチェンジ #06 白神覗見孝」弘前れんが倉庫美術館(青森)
2023
「Material, or」21_21 DESIGN SIGHT(東京)
2023
「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画─横山大観、杉山寧から現代の作家まで」ポーラ美術館(神奈川)
2021
個展「霧中の山に抱かれて」北秋田市阿仁公民館(秋田)
  • 《山景を纏う者》 2021