アーティスト

小川待子
Ogawa Machiko

  • 1946年北海道生まれ。東京都拠点。

東京芸術大学工芸科を卒業後、1970年からパリ国立高等工芸学校を経た後、人類学者の夫の調査助手として西アフリカ各地で3年半を過ごし、現地の土器づくりの技法を学ぶ。パリ滞在中に鉱物博物館で、鉱物の美しさの中に「かたちはすでに在る」という考え方を見だし、ゆがみ、ひびや欠け、釉薬の縮れなどの性質を活かし、つくることと壊れることの両義性を内包する「うつわ」として、始原的な力を宿す作品を制作している。

発表歴
2023
「Shiryū Morita, Machiko Ogawa」ギャラリー・フランク・エルバズ(パリ、フランス)
2023
「Frieze Masters 2023」(ロンドン、英国)
2023
「エマイユと身体」銀座メゾンエルメスフォーラム(東京)
2022
「Toucher le Feu」国立ギメ美術館(パリ、フランス)
2019
《掘りだされたとき》(コミッション・ワーク)カタール国立美術館(ドーハ)
  • 結晶と記憶:五つの山
  • 2020
  • Photo: Tadayuki Minamoto
  • Courtesy of Shibunkaku