展示・公演等
セルマ & ソフィアン・ウィスィ
Selma & Sofiane Ouissi
- パフォーミングアーツ
- 愛知芸術文化センター
公演情報
日本初演ダンス『Bird(バード)』

- 『Bird』 2023
- Photo: Pol Guillard
日時
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- 終演後トークあり
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- 託児サービスあり
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- 託児サービスあり
会場
愛知県芸術劇場 小ホール(B1F)
(名古屋市東区東桜1-13-2)
上演時間
50分
使用言語
ノンバーバル
チケット料金
- 一般
- 3,500円
- U25
- 2,000円
※当日券は、一般・U25一律で前売券価格+500円
※前売券のみ、ペアチケットを6,500円で販売
座席
自由席
キャスト・スタッフ
- 演出:
- セルマ & ソフィアン・ウィスィ
- 出演:
- ソフィアン・ウィスィ、ジヘッド・クミリ、鳩
- 後援:
- 駐⽇チュニジア共和国⼤使館
鑑賞サポート
- 【観劇に際してのご注意】
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- 本作はノンバーバルです。
- 本作は生きた鳩が登場します。羽毛アレルギーをお持ちの方、鳥類に対して過敏な反応がある方は、来場の際にご注意ください。
- 未就学のお子様も観劇いただけます。未就学児は同伴者の膝の上でのご鑑賞は無料、座席が必要な場合は有料です(U25チケットをご利用いただけます)。保護者の方のみ観劇をご希望の場合には、託児サービスをご利用ください。
- 車椅子で鑑賞を希望の方は、アイ・チケット《TEL 0570-00-5310》までご連絡ください。
- 舞台上に動物(鳩)が出演するため、補助犬を伴ってご来場の場合には、上演中は、補助犬は受付の待機場所にて待機いただきます。
- 【託児サービス】
- 託児サービスを実施します。原則事前申し込みが必要です。詳細は、後日、公式サイトでお知らせします。
- 【ミート・ザ・アーティスト(対象公演: )】
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上演後に会場にて出演者・演出家によるトークを実施します。当日該当回をご観劇の方はそのままご参加いただけます。予約は不要です。
- 日英の逐次通訳があります。
- UDトークによる文字支援をします。
プロフィール・作品情報
- セルマ・ウィスィ、1975年チュニス(チュニジア)生まれ。チュニス(チュニジア)、パリ(フランス)拠点。
- ソフィアン・ウィスィ、1972年チュニス(チュニジア)生まれ。チュニス(チュニジア)拠点。
チュニジア出身のセルマ・ウィスィとソフィアン・ウィスィによる『Bird』は、ある日、ウィスィ兄妹が廃墟となった元映画館を棲み処とする鳩と出会ったことから着想を得た作品。その時、かつて人とその物語のために存在した空間が、他の生き物の聖域へと変化した現象を目の当たりにし、パンデミックの隔離経験を経た私たちが、どうすれば再び自然と共生できるのか?という切実な問いが生まれたという。舞台上では、ダンサーと鳩が同じ空間を共有し、互いの存在を尊重しながら身体による予測不能な対話を紡ぐ。
ウィスィ兄妹は、これまで振付や映像、インスタレーションなど多様なメディアを横断しながら、身体や記憶、社会的関係性をテーマにした作品を発表。2007年には、アートを通じた社会変革を目指すプラットフォーム『L’Art Rue』を共同設立。さらにチュニジア共和国の首都チュニスでは、共同ディレクターとして領域横断的な芸術祭「ドリーム・シティ」を創設し、アラブ諸国や北アフリカのアートシーンを牽引する存在として注目を集める。
本作は、2023年の第15回シャルジャ・ビエンナーレで発表され、フェスティバル・ドートンヌ、カナル・ポンピドゥセンター(ブリュッセル)などで上演。その詩的で繊細な表現は、世界各地で「共に生きること」の本質を問い直してきた。都市空間のあちこちに根付く生命である鳩と人間が交差する本作に立ち会うとき、私たち人間は自らを特権的な存在とせず生き物との新たな関わりを見出すことができるのか?人間中心の視点を超え、偶発的で不確かな存在との新たな関係を切り開く。
- 主な発表歴
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- 2024
- 『Bird』フェスティバル・ドートンヌ(パリ、フランス)
- 2023
- 『Bird』第15回シャルジャ・ビエンナーレ「Thinking Historically in the Present」 (アラブ首長国連邦)
- 2020
- 《Wajdan》グッゲンハイム・アブダビ(アラブ首長国連邦)
- 2017
- 『Le moindre geste』49ノール6エストFracロレーヌ(メッス、フランス)
- 2014
- 『Les yeux d’Argos』テート・モダン(ロンドン、英国)