アーティスト

シモーヌ・リーSimone Leigh

  • 1967 年シカゴ(米国)生まれ。ニューヨーク(米国)拠点。

過去20年間にわたり、シモーヌ・リーは彫刻やビデオ、インスタレーションを用いた多面的な作品を制作してきた。すべての作品に通底するのは黒人女性としての主観性というテーマ。リーは自身の作品を「オートエスノグラフィック(自己民族誌的)」と表現する。彼女の陶やブロンズ彫刻は、伝統的にアフリカ美術と紐付けられてきたフォルムを採用したものが多い。パフォーマンスに影響を受けたインスタレーション作品は、歴史的先例と自己決定が交錯する空間を生み出す。リーは2000年代初頭に最初に作品を発表し始めた。ハマー美術館(ロサンゼルス)、スタジオ美術館(ハーレム)、テート・ギャラリー(ロンドン)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)などで個展を開催。

主な発表歴
2024–25
「Simone Leigh」ロサンゼルス・カウンティ美術館(米国)/カリフォルニア・アフリカン・アメリカン博物館(ロサンゼルス、米国)/ハーシュホーン博物館と彫刻の庭(2023-24、ワシントンD.C.、米国)/ボストン現代美術館(2023、米国)
2022–23
「Simone Leigh」グレンストーン美術館(ポトマック、米国)
2022
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ、米国館(金獅子賞)(イタリア)
2019
「ヒューゴ ボス賞2018:Simone Leigh, Loophole of Retreat」グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、米国)
2019
《Brick House 》(インスタレーション)ハイライン・プリンス(ニューヨーク、米国)
  • 《Untitled》 2023-24
  • ©Simone Leigh, courtesy the artist and Matthew Marks Gallery