アーティスト
ワンゲシ・ムトゥWangechi Mutu
- 1972年ナイロビ(ケニア)生まれ。ナイロビ(ケニア)、ニューヨーク(米国)拠点。
ワンゲシ・ムトゥの作品は、「人間の表象」という概念そのものを扱っている。私たちは自らをどのような存在として捉え、これが自分たちだと信じているイメージを再生産しているのか。また他者をどのように見て、そのイメージを作り出しているのかを表現している。ムトゥは、形象の比喩的表現との対話を繰り返すことにより、私たちが自らに抱いているイメージや思いを曇らせたり高めたりする、アートの領域内外における私たちの価値体系に疑問を投げかける。彫刻、絵画、映画、インスタレーション、コラージュなど、多様な技法と媒体で国際的に評価されているムトゥの作品には、ハイブリッドな女性生物や、色鮮やかなディストピア的で夢のような光景が登場する。
- 主な発表歴
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- 2023–24
- 個展「Wangechi Mutu: Intertwined」ニュー・ミュージアム(2023、ニューヨーク、米国)/ニューオリンズ美術館(2024、米国)
- 2023
- 第15回シャルジャ・ビエンナーレ「Thinking Historically in the Present」(アラブ首長国連邦)
- 2022
- 個展「Wangechi Mutu」ストーム・キング・アートセンター(ニューヨーク、米国)
- 2021
- 個展「Wangechi Mutu: I Am Speaking, Are You listening?」リージョン・オブ・オナー美術館(サンフランシスコ、米国)
- 2019–20
- 個展「The Façade Commission: Wangechi Mutu, The NewOnes, will free Us」メトロポリタン美術館(ニューヨーク、米国)