今、を生き抜くアートのちから

LEARNINGラーニング

プレイベント『猩々大行進』を開催します!

  • 2022年7月 8日

国際芸術祭「あいち2022」のラーニングでは、ラーニング・プログラムの活動を広く知ってもらうため、プレイベント「猩々大行進」を開催します。

イベント参加者の募集はこちらです!

『猩々大行進』

本イベントでは、「愛知と世界を知るためのリサーチ」のプロジェクトの一つである「猩々大発生の中で「山本高之と猩々コレクティブ※」と愛知県内の児童館の子どもたちが共に制作した約40体の「猩々」がアートラボあいちから愛知芸術文化センターまで練り歩きます。
※「山本高之と猩々コレクティブ」は本プロジェクト「猩々大発生」に参加するメンバーの総称で、「あいち2022」のラーニング・キュレーターの山本高之を中心に結成されました。

日時|2022年7月23日(土)
   午前9時30分から午前10時30分まで

   小雨決行、警報発令時は中止。雨天時は翌24日(日)に延期

出発地|アートラボあいち 
    〒460-0002 名古屋市中区丸の内三丁目4-13 愛知県庁大津橋分室2・3階

タイムスケジュール|
9:30 出発(アートラボあいち)
9:50 ヒサヤオオドオリパーク セントラルブリッジを通過
10:05 中部電力MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)を通過
10:15 オアシス21 緑の大地(地上階)を通過
10:30 愛知芸術文化センターに到着
11:00 到着式(愛知芸術文化センター)
※時間は目安となります。

ルート図|
03_ルート提出用0705.jpg

猩々とは
妖怪や能の演目として有名で、顔は人間、体は獣の人語を解する化け物酒が好きで、酒樽一個飲み干すと言われている能では赤い能装束を着て、お酒をのみ舞い踊る、海中に住むものと紹介されているこれらのことから、酒にまつわるものや、赤色にゆかりが深い

愛知県の名古屋市緑区(鳴海、有松)や南区(笠寺)、東海市、大府市、豊明市などの地域では、主に秋に開催される祭礼において登場する大人形のことを指し、1757年の文献の中に、鳴海村のお祭りの行列に猩々が並んでいたと書かれているのが最初とされている頭部は張り子、肩から腰までを竹で組み、羽織を着せたものを、人がかぶるちょうど、猩々の胸部から腹部のあたりに、中の人の顔がくるようになるので、大人が被ると2mほどの大きさとなる
地域や時代によって、扱われ方は異なるが、猩々はお祭りで練り歩きながら、参列した子どもたちを追いかけ、手に持つ棒で叩いたり撫でたりすることで、無病息災を願うものとされている

『猩々大発生』
アーティストで「あいち2022」ラーニング・キュレーターの山本高之を中心として「山本高之と猩々コレクティブ」を結成し、愛知県の南部の一地域のお祭りに登場する大人形である猩々に焦点をあてたプロジェクトを実施。コレクティブでは、猩々についてのリサーチや制作、芸術祭会期中のイベント企画など様々なプログラムを展開中。愛知県児童総合センターとの共催により、県内5カ所の児童館において猩々を制作するワークショップを実施。制作した「猩々」は、芸術祭会期中にラーニング・ルーム(愛知芸術文化センター8階)にて展示される他、猩々にまつわるワークショップやイベントなどを実施予定。

共催:愛知県児童総合センター

活動写真.jpg活動写真2.jpg活動写真3.jpg活動写真4.jpg活動写真5.jpg活動写真6.jpg活動写真7.jpg活動写真8.jpg  

プロジェクトに関するお問い合わせ先
https://aichitriennale.jp/2022/contact/index.html