今、を生き抜くアートのちから

LEARNINGラーニング

サマー・スクール2

  • 2022年8月16日

愛知県内に勤務する教職員及び美術教育従事者・関係者、美術教育に興味・関心のある方を対象とする「サマー・スクール2 芸術祭と教育現場をつなぐ会議」を開催します。ぜひご参加ください。

現代の子どもたちは、学びを自らや社会に活かすための「学びに向かう力」と、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力を身に付けることが求められています。
国際芸術祭「あいち2022」では、世界についての認識を広げ、深め、翻って自分自身を見つめ直す活動の総体を「ラーニング」と位置付けてお り、誰もが主体的・能動的に学びあう機会を提供したいと考えています。 このラーニング・プログラムの取り組みを会場で体感し、キュレーターやアーティストなどプログラムの担い手によるレクチャーやワークショップの実践を通じて、今後の教育活動の参考としていただくことを目的としています。


【実施日時】
2022年8月27日(土)、28日(日) 2日間
(両日とも午前10時30分から午後4時まで)
※「サマー・スクール2」は2日間のプログラムです。両日ともご参加ください。


【場所】
愛知芸術文化センター8階 ラーニングルーム内「オープンスペース」
 (名古屋市東区東桜1-13-2)


【対象】
 愛知県内に勤務する教職員(美術や図工の教員に限りません)
 美術教育従事者・関係者
 美術教育に興味・関心のある方


【プログラム内容】
8月27日(土)
10:30−12:00 ツアー|「あいち2022」ガイドツアーと自由鑑賞
堤拓也キュレーター(現代美術)によるガイドツアーを実施。「あいち2022」のテーマである「STILL ALIVE」と各作品の関わりや、その意図・背景を知る。

12:00−13:30 休憩

13:30−16:00 ワークショップ|「あいち2022」のなかで「展覧会」を組み立てる
ガイドツアーと作品鑑賞を通じて、芸術祭や作品について具体的に知り、独自の展覧会プランを作成する。

8月28日(日)
10:30−12:00 アーティストトーク|「あいち2022」ラーニングの現在
本芸術祭のラーニングプログラムの柱である「リサーチ」プログラムについて、「愛知と世界を知るためのリサーチ」協働アーティストの眞島竜男と、「社会とアートと自分をつなぐプラクティス」協働アーティストのうらあやか・小山友也が、今回の活動についてのアーティストトークを実施。

12:00−13:30 休憩

13:30−15:00 レクチャー・ディスカッション|アートと教育現場をつなげる
神野真吾氏(千葉大学准教授、角川武蔵野ミュージアム アート部門ディレクター。 千の葉の芸術祭総合ディレクター、千葉アートネットワーク・プロジェクト代表)をゲストに迎え、約1時間のレクチャーの後、山本高之キュレーター(ラーニング)を交え、参加者とのディスカッションを実施。

15:00−16:00 総括


【募集人数】
15名程度(先着順)

【申込み方法】
下の「申込み受付中」ボタンから、申込みフォームに入力してお申込みください。
申込みフォームの「その他のコメント欄」に下記の項目を記載してお申し込みください。

(1)専門教科
(2)学校・所属名
(3)本プログラムに期待すること
※「美術教育に興味・関心がある方」については、(1)(2)の記載を省略いただいても構いません。

申込期限 2022年8月22日(月)
(募集終了しました)

注意事項|
・本プログラムは質疑応答を含めて収録し、後日、「あいち2022」のウェブサイトで公開いたします。ご了承のうえお申込みいいただきますようお願いします。


【ゲスト・講師プロフィール】
眞島竜男
1970年東京都生まれ。滋賀県拠点。
写真、ビデオ、テキスト、パフォーマンス、レクチャー、粘土など様々なメディアを使った作品を制作。日本の近・現代アートがナショナル(国民的、国家的)なものとどのように関わってきたのかを問い続ける。

うらあやか
1992年神奈川県生まれ
集まりのあり方を検討。ワークショップなど参加型の作品を多く制作。美術関係者の女性たちのネットワーク「female artist meeting」の企画と運営。CSLAB管理人。

小山友也
1989年埼玉県生まれ
交換の仕方から抽出したりブレンドしたりして、既存の枠組みに従属している身体の可視化と侵食によって、未来を模索する。

神野真吾
1967年横浜市生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科美学専攻博士前期課程修了。山梨県立美術館学芸員を経て2006年より千葉大学教育学部准教授。社会とアートの関係についての研究や実践に取り組む。千葉市美術館との連携プロジェクト「千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)」代表。

※「サマー・スクール」について
2021年8月21日(土)・ 22日(日)に開催し、参加された愛知県内の教職員の皆様に「アクティブ・ラーニング」を、「アート」「芸術祭」をテーマとした実践やリサーチを通じて体験していただきました。(https://aichitriennale.jp/2022/learning/2021/004591.html

アーティストトーク 「あいち2022」ラーニングの現在1

  • 2022年08月28日

アーティストトーク 「あいち2022」ラーニングの現在(眞島竜男)

アーティストトーク 「あいち2022」ラーニングの現在2

  • 2022年08月28日

「あいち2022」ラーニングの現在(うらあやか・小山友也)

レクチャー・ディスカッション アートと教育現場をつなげる

  • 2022年08月28日

レクチャー・ディスカッション 「アートと教育現場をつなげる」(神野真吾)