今、を生き抜くアートのちから

LEARNINGラーニング

アーティストによる美術史講座

  • 2021年8月23日

国際的に活躍するアーティストの視点から「美術史」を読み解いていくレクチャープログラムです。個々の作品についての理解を深めると同時に、作品と作品のつながりを見出し、さまざまな切り口で美術の歴史をストーリーとして読み解く力を養います。

第1回「アーティストによる美術史講座1 眞島竜男編」

  • 2021年10月02日
ゲスト
眞島竜男  Majima Tatsuo

1970年東京都生まれ。滋賀県拠点。
写真、ビデオ、テキスト、パフォーマンス、レクチャー、粘土など様々なメディアを使った作品を制作。日本の近・現代アートがナショナル(国民的、国家的)なものとどのように関わってきたのかを問い続ける。
近年の主な発表に、「山と群衆(大観とレニ)/四つの検討(TPAM 2019 Version)」blanClass(2019年、横浜)、「開く、折りたたむ、反転する、閉じる:河原温ダイアグラム」「ラレー街11番地のFoujita/藤田」豊田市美術館(2016年、愛知)、「岡山芸術交流2016」岡山県天神山文化プラザ(2016年)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」京都市美術館(2015年)がある。

第1回は眞島竜男氏をゲストにお迎えし、国際芸術祭「あいち2022」の参加アーティストである河原温の諸作を基点に、これまでの「あいちトリエンナーレ」で制作・展示された作品を数点取り上げ、作品が生まれてくる背景(土地や歴史)と作品が示すものの総体との関係について考えます。
日時|2021年10月2日(土)14:00-16:00 
プログラムの詳細は、こちらをご覧ください。(募集終了) 

第1回「アーティストによる美術史講座1 眞島竜男編」

第2回「アーティストによる美術史講座2 岡田裕子編」

  • 2021年12月12日
ゲスト
岡田裕子  Okada Hiroko

現代美術家。
自らの実体験―恋愛、結婚、出産、子育てなど―を通したリアリティのある視点で、現代の社会へのメッセージ性の高い美術作品を制作。国内外の美術館、ギャラリー、オルタナティブスペース等にて展覧会多数。表現手法はビデオやインスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる。個人活動の他にアートプロジェクトも多く手がける。「オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」」を主宰。家族のアートユニット「会田家」、コロナ社会の中でのArt×Fashion×Medicalの試み「W HIROKO PROJECT」など。
著書は作品集『DOUBLE FUTURE─ エンゲージド・ボディ/俺の産んだ子』求龍堂(2019年)や、人形劇を書籍化した(共著)に『ゲンダイチコースケの事件簿』ART DIVER(2015年)など。

第2回は岡田裕子氏をゲストにお迎えし、昭和生まれの日本人である岡田氏がどのようにして美術に魅せられ、アーティストという職業の認識を更新しながら現代美術家という仕事を続けることになったか、いくつかの自作を元に、美術史上の作品やアーティスト、カルチャーとの関連性を紐解きながら考察します。
日時|2021年12月12日(日)14:00-16:00 ※Zoomウェビナーによるライブ配信
プログラムの詳細と参加のお申込みについては、こちらをご覧ください。(募集終了)

第2回「アーティストによる美術史講座2 岡田裕子編」

第3回「アーティストによる美術史講座 番外編(第3回)相馬千秋編」

  • 2022年01月30日
ゲスト
相馬千秋 Soma Chiaki
  
国際芸術祭「あいち2022」キュレータ―(パフォーミングアーツ)
アートプロデューサー/NPO法人芸術公社代表理事
フェスティバル/トーキョー初代プログラム・ディレクター(2009-13年)、「急な坂スタジオ」初代ディレクター(2006-10年)等を経て、2014年にNPO法人芸術公社を設立。国内外で舞台芸術、現代美術、社会関与型芸術を横断するプロデュースやキュレーションを多数行う。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。立教大学特任准教授(2016-21)。あいちトリエンナーレ2019キュレーター。2017年より「シアターコモンズ」実行委員長兼ディレクター。令和2年度(第71回)芸術選奨(芸術振興部門・新人賞)受賞。2021年より東京藝術大学美術研究科准教授、豊岡演劇祭総合ディレクター。

今回は番外編として、これまで様々なアーティストと共に作品を生み出してきた「あいち2022」のパフォーミングアーツのキュレーターである相馬千秋氏が、独自の視点から演劇、音楽、ダンスなど舞台芸術の歴史について語ります。
日時|2022年1月30日(日)14:00-16:00 ※Zoomウェビナーによるライブ配信
プログラムの詳細と参加のお申込みについては、こちらをご覧ください。(募集終了)


第3回「アーティストによる美術史講座 番外編(第3回)相馬千秋編」

第4回「アーティストによる美術史講座4 森村泰昌編」

  • 2022年03月25日
ゲスト
森村泰昌  Morimura Yasumasa

美術家。
1951年、大阪市生まれ。1985年、ゴッホに扮したセルフポートレート写真でデビューして以降、国内外で作品を発表。2014年、ヨコハマトリエンナーレのアーティスティックディレクターを務める。近年の個展に、「森村泰昌:自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」国立国際美術館(2016年,大阪)、「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」原美術館(2020年,東京)、「M 式『海の幸』―森村泰昌 ワタシガタリの神話」アーティゾン美術館(2021年,東京)。2022年2月に「人間浄瑠璃 新・鏡影奇譚」を大阪中之島美術館ホールにて上演。
2022年3月現在、京都市京セラ美術館で「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」を開催中。2018年、大阪・北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」を開館。著書に、『自画像のゆくえ』(光文社新書)ほか多数。

第4回は1985年以来、何ものかに「なる」という手法でポートレート作品を制作し続けてきた森村泰昌氏をゲストにお迎えし、「『なる』美術史・試論〜なってみてわかること」と題したレクチャーを開催します。
なぜ美術史に「なる」のか? 「なる」ことで何がわかるのか? 「なる」という実践のおもしろさとは? こういった問いに対して、これまでの実践を通じてお話しいただきます。
日時|2022年4月17日(日)14:00-16:00 ※Zoomウェビナーによるライブ配信
プログラムの詳細と参加のお申込みについては、こちらをご覧ください。(募集終了)

第4回「アーティストによる美術史講座4 森村泰昌編」