国際芸術祭「あいち2022」企画概要

芸術監督

片岡 真実

Kataoka Mami[森美術館館長/国際美術館会議(CIMAM)会長]
Photo:
Ito Akinori

ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館(東京)。2020年より同館館長。
2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン、英国)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年、韓国)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年、オーストラリア)。2014年から国際美術館会議(CIMAM)理事を務め、2020年より会長(~2022年)。

キュレトリアル・アドバイザー

コスミン・コスティナス

Cosmin Costinaș[パラサイト エグゼクティブ・ディレクター/キュレーター]
Photo:
Trevor Yeung

2011年よりパラサイト(香港)のエグゼクティブ・ディレクター/キュレーター、2021年のカトマンズ・トリエンナーレ(ネパール)芸術監督も務める。
過去には、ダカール・ビエンナーレ(2018年、セネガル)やダッカ・アート・サミット(2018年、バングラデシュ)のゲスト・キュレーター、第10回上海ビエンナーレ(2014年、中国)共同キュレーター、第1回ウラル・インダストリアル・ビエンナーレ(2010年、エカテリンブルグ、ロシア)共同キュレーター、BAK(ユトレヒト、オランダ)キュレーター(2008-2011年)、『ドクメンタ12 Magazines』編集者(2005-2007年、ウィーン、オーストリア/カッセル、ドイツ)を歴任。
パラサイトでは、2015年の施設の大規模な拡張と新居地への移転を監督し、次のようなものを始め、多くの企画をキュレーションしてきた。「Koloa: Women, Art, and Technology」パラサイト(2019年)/ラングフォヌア(2019年、ヌクアロファ、トンガ)/アートスペース(2020-2021年、オークランド、ニュージーランド)、「A beast, a god, and a line」ダッカ・アート・サミット(2018年、バングラデシュ)/ワルシャワ近代美術館(2018年、ポーランド)/トロントヘイム・アートギャラリー(2019年、ノルウェー)/マイアム(2020-2021年、チェンマイ、タイ)、「Is the Living Body the Last Thing Left Alive? The new performance turn, its histories and its institutions」パラサイト(2014年)、「グレイト・クレセント 1960年代のアートとアジテーション──日本、韓国、台湾」パラサイト(2013-2014年)、森美術館(2015年、東京)、MUAC(2016年、メキシコシティ、メキシコ)、「A Journal of the Plague Year」パラサイト(2013年)/The Cube(2014年、台北、台湾)/Arko Art Center(2014年、ソウル、韓国)/Kadist & The Lab(2015年、サンフランシスコ、米国)。

ラーナ・デヴェンポート

Rhana Devenport[南オーストラリア州立美術館館長]

2018年より南オーストラリア州立美術館(アデレード)館長を務める。 以前は、ニュージーランドのオークランド美術館(マオリ名:トイ・オ・タマキ)館長(2013-2018年)、ゴベット・ブリュースター美術館レン・ライ・センター館長(2006-2013年)を歴任。活動は美術館に留まらず、ビエンナーレやアートフェスティバルにも携わる。
アジア・太平洋地域の現代アートを中心に、タイムベースト・メディアを用いた作品や、ソーシャル・プラクティス・アートに造詣が深い。これまでに、リー・ミンウェイ、ナリニ・マラニ、フィオナ・パディントン、リン・ティエンミャオ、ワン・ゴンシン、ジャン・ペイリー、ジュディス・ライトの個展を企画。ヴェネチア・ビエンナーレのニュージーランド館にて「リサ・レイハナ:エミッサリーズ」(2017年、イタリア)のキュレーターを務めたほか、オーストラリアにおいてシドニー・ビエンナーレ、シドニー・フェスティバル、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(クイーンズランド州立美術館)の上級職に従事。2018年にニュージーランド・メリット勲章オフィサーを受勲。

マーティン・ゲルマン

Martin Germann[インディペンデント・キュレーター]
Photo:
Diana Tamane

ケルン(ドイツ)在住、キュレーター。「アナザーエナジー展」森美術館(2021年、片岡真実との共同キュレーション)の他、「オリバー・ラリック展」OCAT上海館(中国)、「ラウル・デ・カイザー展」Mウッズ(北京、中国)、「トーマス・ルフ展」国立台湾美術館(台中)などの個展を企画。
2012年から2019年まで、ゲント現代美術館(ベルギー)の芸術部門を率い、コレクションやテーマ別の展示のほか、ラウル・デ・カイザー、ジャン・ペイリー、ヒワ・K、ゲルハルト・リヒター、マイケル・E・スミス、ナイリー・バグラミアン、ジェームス・ウェリング、リー・キット、ミヒャエル・ブーテ、ジョーダン・ウルフソン、レイチェル・ハリソンなどの個展を企画。リリ・デュジュリーの個展「Folds in time」(2015年)では、ベルギーの最優秀展覧会に贈られるAICA賞を受賞。
過去には、ケストナー・ゲゼルシャフト(ハノーバー、ドイツ)やブエロ・フリードリヒ(ベルリン、ドイツ)のキュレーターを務め、ベルリン現代美術ビエンナーレにも参画。数多くの展覧会カタログやモノグラフを出版し、『Frieze』、『Mousse』、『032c』などのアート専門誌に寄稿。HISK(ヘント、ベルギー)で定期的に教鞭をとり、ブリュッセルのEtablissement d’en Faceのボードメンバーを務める。

ウンジー・ジュー

Eungie Joo[サンフランシスコ近代美術館キュレーター]
Photo:
Heinz Peter Knes

サンフランシスコ近代美術館(米国)の現代美術キュレーター。最近では、グループ展「SOFT POWER」(2019-2020年)を企画し、社会の一員、市民としてのアーティストの役割に注目。
安養パブリック・アート・プロジェクト/APAP 5(2016年、韓国)芸術監督、シャルジャ・ビエンナーレ12「The past, the present, the possible」(2015年、アラブ首長国連邦)キュレーター、イニョチン・インスティテュート(ブラジル)芸術文化プログラムディレクター(2012-2014年)などを歴任。2007年から2012年までは、ニューミュージアム(ニューヨーク、米国)において、キース・へリング・ディレクター兼教育パブリックプログラムのキュレーターを務め、ニューミュージアム・トリエンナーレ「The Ungovernables」(2012年)の企画、「ミュージアム・アズ・ハブ」プログラム主宰、『Rethinking Contemporary Art and Multicultural Education』(2009年)の編集にも携わる。また、第53回ヴェネチア・ビエンナーレ韓国館「濃縮-ヤン・ヘギュ」展(2009年、イタリア)コミッショナー、REDCATギャラリー(ロサンゼルス、米国)創設ディレクター及びキュレーター(2003-2007年)を務めた。

ガビ・ンゴボ

Gabi Ngcobo[ジャベット・アート・センター キュレトリアル・ディレクター]
Photo:
Sabelo Mlangeni

ヨハネスブルグ(南アフリカ)を拠点とするアーティスト、キュレーター、エデュケーター。2020年11月より、プレトリア大学ジャベット・アート・センター(Javett-UP、南アフリカ)のキュレトリアル・ディレクターを務める。 2000年代初頭より、南アフリカ国内外において芸術及び教育のプロジェクトに参画。
最近のキュレーションには「All in a Day’s Eye: The Politics of Innocence in the Javett Art Collection」Javett-UP(2020年)、「Mating Birds」KZNSAギャラリー(ダーバン、南アフリカ)などがある。第10回ベルリン・ビエンナーレ「We don’t need another hero」(2018年、ドイツ)キュレーター、第32回サンパウロ・ビエンナーレ(2016年、ブラジル)共同キュレーターも歴任。ヨハネスブルグを拠点とする共同プラットフォームであるNGO(Nothing Gets Organised)(2016年-)及びヒストリカル・リエナクトメント・センター(2010-2014年)の創設メンバー。ヴェネチア・ビエンナーレ南アフリカ館「The Stronger We Become」(2019年、イタリア)のカタログや、「Public Intimacy: Art and Other Ordinary Acts in South Africa」サンフランシスコ近代美術館/YBCA(2014年、米国)、ヴェルビエ・アート・サミット「We Are Many: Art, the Political and Multiple Truths」(2019年、スイス)、雑誌『Texte Zur Kunst』(2017年9月号)に寄稿。

ヴィクトリア・ノーソーン

Victoria Noorthoorn[ブエノスアイレス近代美術館館長]
Photo:
Federico Romero

2013年よりブエノスアイレス近代美術館(アルゼンチン)の館長を務める。近年、同館では彼女のリーダーシップのもと、展示スペースを倍増させ、主にアルゼンチンのアーティストに焦点を当てた74の展覧会を開催し、48の出版物をバイリンガルで発行。また、教育プログラムを拡大し、年7000人の教職員が参加。
以前は、ニューヨーク近代美術館のドローイング・センター(米国)、ブエノスアイレス・ラテンアメリカ美術館(アルゼンチン)などを経て、インディペンデント・キュレーターとして第29回ポンテベドラ・ビエンナーレ(2006年、スペイン)、第41回Salón Nacional de Artistas(2008年、カリ、コロンビア)、第7回メルコスール・ビエンナーレ(2009年、ポルト・アレグレ、ブラジル)、第11回リヨン・ビエンナーレ(2011年、フランス)などの国際展を企画。
ブエノスアイレス近代美術館では、レオン・フェラーリ、マルタ・ミヌヒン、トマス・サラセノ、セルヒオ・デ・ローフ、アナ・ガラルド、ザネレ・ムホリ、トレイシー・ローズ、ラウラ・リマ、ベルナルド・オルティスなどの展覧会や、またブエノスアイレス近代美術館とフランクフルト現代美術館(ドイツ)で展示された「A Tale of Two Worlds」(2017-2018年)などのグループ展を企画。2019年より国際美術館会議(CIMAM)の理事に就任。

トビアス・オストランダー

Tobias Ostrander[インディペンデント・キュレーター]

メキシコシティ(メキシコ)在住、キュレーター。
マイアミ・ペレス美術館(米国)のチーフ・キュレーター兼キュレーション担当副ディレクター(2011-2019年)を務めた。カリブ海地域のアーティスト、キュレーター、クリエーターのためのプラットフォーム「Tilting Axis」創設メンバー(2014-2019年)。エル・エコ実験美術館の館長(2009-2011年、メキシコシティ)、タマヨ美術館チーフ・キュレーター(2001-2009年、メキシコシティ)、inSITE2000アソシエイトキュレーター(1999-2001年、サンディエゴ、米国/ティファナ、メキシコ)、ニューミュージアム(ニューヨーク、米国)が主導する「ミュージアム・アズ・ハブ」の創設メンバー(2007-2012年)を歴任。その他、第24回サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)、エル・ムセオ・デル・バリオ、ブルックリン美術館(共にニューヨーク、米国)にも携わる。

ラルフ・ルゴフ

Ralph Rugoff[ヘイワード・ギャラリー館長]

2006年よりヘイワード・ギャラリー(ロンドン、英国)の館長を務める。同ギャラリーでは、「Psycho Buildings」、「The Painting of Modern Life」、「The Infinite Mix」など数多くのグループ展のほか、エド・ルシェ、トレーシー・エミン、ジェレミー・デラー、カデル・アチアなどの個展を企画。
リヨン・ビエンナーレ(2015年、フランス)のゲスト・キュレーター、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ(2019年、イタリア)芸術監督を歴任。渡英前は、カリフォルニア美術大学ワティス・インスティテュート(サンフランシスコ、米国)のディレクターを務め、トーマス・ヒルシュホルン、ロニ・ホーン、アン・ヴェロニカ・ジャンセンズ、マイク・ケリー、マイク・ネルソンなど数多くのアーティストの個展を企画。
デイヴィッド・ハモンズ、ポール・マッカーシー、リュック・タイマンス、ジャン=リュック・ミレーヌ、映画監督のジャン・パンルヴェなど多数のアーティストについて、カタログや書籍に寄稿。米国のペニー・マッコール財団が主催するオードウェイ賞(批評・キュレーション部門)の初代受賞者(2005年)。

島袋 道浩

Shimabuku[美術家]

1990年代初頭より世界中を旅しながら、そこに生きる人々の生活や新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品などを制作している。詩情とユーモアに溢れつつメタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。近年はモナコ国立新美術館やクンストハーレ・ベルン(スイス)などで個展が開催される。ヴェネチア・ビエンナーレ(2003、2017年、イタリア)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006年、ブラジル)、あいちトリエンナーレ2010、ハバナ・ビエンナーレ(2015年、キューバ)、リヨン・ビエンナーレ(2017年、フランス)などに参加。Reborn Art Festival 2019(宮城)ではキュレーターも務める。

チーフ・キュレーター(学芸統括)

飯田 志保子

Iida Shihoko[キュレーター]
Photo:
ToLoLo studio

東京都生まれ。名古屋市在住。1998年の開館準備期から11年間東京オペラシティアートギャラリーに勤務。2009年から2011年までブリスベンのクイーンズランド州立美術館/現代美術館(オーストラリア)の研究機関に客員キュレーターとして在籍。韓国国立現代美術館2011年度インターナショナル・フェローシップ・リサーチャー。アジア地域の現代美術、共同企画、芸術文化制度と社会の関係に関心を持ち、ソウル、オーストラリア、ニューデリー、ジャカルタ各地域で共同企画を実践。第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012、あいちトリエンナーレ2013、札幌国際芸術祭2014キュレーター、あいちトリエンナーレ2019チーフ・キュレーター(学芸統括)を務めた他、2014年から2018年まで東京藝術大学准教授。国際美術館会議(CIMAM)、国際ビエンナーレ協会(IBA)会員、美術評論家連盟(AICA Japan)2021年度常任委員長。

キュレーター(現代美術)

中村 史子

Nakamura Fumiko[愛知県美術館主任学芸員]

愛知県生まれ。東海圏から関西圏を拠点に活動。専門は視覚文化、写真、コンテンポラリーアート。2007年より愛知県美術館に勤務。美術館で担当した主な展覧会に「放課後のはらっぱ」(2009年)、「魔術/美術」(2012年)、「これからの写真」(2014年)がある。また、美術館では若手作家を個展形式で紹介するシリーズ「APMoA Project, ARCH」(2012-2017年)を立ち上げた他、2010年からあいちトリエンナーレに主会場のスタッフとして携わり、美術館活動と芸術祭の連携に取り組んできた。2015年より日本と東南アジアのキュレーターが協働で調査、展覧会企画を行う美術プロジェクト「Condition Report」(国際交流基金主催)に参加し、2017年にはタイのチェンマイにてグループ展「Play in the Flow」を企画、実施する。

堤 拓也

Tsutsumi Takuya[キュレーター/グラフィックデザイナー]
Photo:
Kai Maetani

滋賀県生まれ。大津市在住。2011年旧京都造形芸術大学卒業後、2013年から2016年まで同大学付属施設ARTZONEディレクター兼キュレーター。同年よりポズナン芸術大学(ポーランド)にて1年間のレジデンスを経て、2019年アダム・ミツキェヴィチ大学大学院修了(カルチュラルスタディーズ専攻)。主なキュレーション実績に「類比の鏡/The Analogical Mirrors」(滋賀、2020年)、「ISDRSI 磯人麗水」(兵庫、2020年)など。展覧会という限定された空間の立ち上げや印刷物の発行を目的としつつも、アーティストとの関わり方を限定せず、自身の役割の変容も含めた有機的な実践を行っている。2018年より共同アトリエ「山中suplex」プログラムディレクター。

パフォーミングアーツ・アドバイザー

藤井 明子

Fujii Akiko[愛知県芸術劇場プロデューサー]

1992年より愛知県文化情報センター学芸員(音楽)、現在は、愛知県芸術劇場チーフプロデューサー兼企画制作部長。野村誠『プールの音楽会』(2010年)、小杉 武久「MUSIC EXPANDED #1、#2」(2016年)、三輪眞弘+前田真二郎モノローグ・オペラ『新しい時代』再演(2017年)ほか、現代音楽、民族音楽、ジャンルにとらわれないミュージシャンや作曲家に焦点を当てたコンサートや映像、ダンスとのコラボレーション公演の企画・制作を行う。あいちトリエンナーレ2010、2013、2016パフォーミングアーツ・プロデューサー、キュレーターを務めた。

前田 圭蔵

Maeda Keizo[アートプロデューサー]
Photo:
Ryuji Miyamoto

多摩美術大学芸術学科卒。世田谷美術館学芸課に勤務後、株式会社カンバセーション&カムパニーで、音楽やパフォーミングアーツの企画制作や、レコード・レーベル運営等を手掛ける。また、2001年より、ウェブサイト・マガジン『realtokyo』の編集/運営に携わる。2005年に愛知県で開催された日本国際博覧会では、複数の国際プロジェクトを担当。フェスティバル/トーキョー2011制作アドバイザー、あいちトリエンナーレ2013パフォーミングアーツ部門プロデューサー、六本木アートナイト2014プログラムディレクターなどを歴任。また、2012年以降は、公益財団法人東京都歴史文化財団東京芸術劇場のスタッフとして、国内外のパフォーミングアーツの企画制作等に携わっている。

キュレーター(パフォーミングアーツ)

相馬 千秋

Soma Chiaki[アートプロデューサー/NPO法人芸術公社 代表理事]
Photo:
Yurika Kawano

フェスティバル/トーキョー初代プログラム・ディレクター(2009-13年)、「急な坂スタジオ」初代ディレクター(2006-10年)等を経て、2014年にNPO法人芸術公社を設立。国内外で舞台芸術、現代美術、社会関与型芸術を横断するプロデュースやキュレーションを多数行う。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。立教大学特任准教授(2016-21)。あいちトリエンナーレ2019キュレーター。2017年より「シアターコモンズ」実行委員長兼ディレクター。令和2年度(第71回)芸術選奨(芸術振興部門・新人賞)受賞。2021年より東京藝術大学大学院美術研究科准教授、豊岡演劇祭総合プロデューサー。

キュレーター(ラーニング)

会田 大也

Aida Daiya[山口情報芸術センター(YCAM)アーティスティック・ディレクター]

2003年開館当初より11年間、山口情報芸術センター(YCAM)の教育普及担当として、メディアリテラシー教育と美術教育の領域にまたがるオリジナルワークショップや教育コンテンツの開発と実施を担当する。2014年より東京大学大学院ソーシャルICTグローバル・クリエイティブ・リーダー(GCL)育成プログラム特任助教。あいちトリエンナーレ2019ラーニング・キュレーターを経て、2021年現在、YCAM学芸普及課長を務める。

山本 高之

Yamamoto Takayuki[アーティスト/スクール・イン・プログレス・コディレクター/オンゴーイング・スクール・ディレクター]
Photo:
Kato Hajime

愛知県生まれ。子どもの会話や遊びに潜在する創造的な感性を通じて、普段は意識することのない制度や慣習の特殊性や個人と社会の関係性を描き出してきた。近年は地域コミュニティと協働して実施するプロジェクトや、一般を対象としたオルタナティヴなアートスクール・プログラムにも取り組んでいる。
これまでに第6回シャルジャ・ビエンナーレ、シャルジャ・アートセンター(2003年、アラブ首長国連邦)、「笑い展:現代アートに見る『おかしみ』の事情」森美術館(2007年、東京)、あいちトリエンナーレ2010、旧石田ビル(2010年)、「アジアの亡霊」アジア美術館(2012年、サンフランシスコ、米国)、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」森美術館ほか(2014-2015年)、第3回コチ=ムジリス・ビエンナーレ、アスピン・ウォール(2016年、インド)などに参加。2017年にはアートラボあいちにて個展「山本高之 Children of men」を開催。