今、を生き抜くアートのちから

ARTISTSアーティスト

アピチャッポン・ウィーラセタクンApichatpong Weerasethakul

  • 1970年バンコク(タイ)生まれ。
  • チェンマイ(タイ)拠点。

AC59

タイの東北地方を舞台に、伝説や民話、個人的な森の記憶や前世のエピソード、時事問題などを題材とした、静謐かつ叙情的な映像作品で知られる映画監督、アピチャッポン・ウィーラセタクン。2000年に初の長編映画作品を発表して以来、『トロピカル・マラディ』(2004年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞)、『ブンミおじさんの森』(2010年同パルム・ドール受賞)、最新作『MEMORIA メモリア』(2021年同審査員賞受賞)など、数々の傑作で人類の映画史を更新し続ける存在だ。また映画制作と並行して、世界各地で映像インスタレーションやパフォーマンスなどのアート作品も精力的に発表し、世界中に静かな熱狂をもたらし続けている。

今回は「あいち2022」からの委嘱を受けて、日本のクリエーターたちとの国際共同制作のもと、初となるAR/VR技術を使った体験型パフォーマンス作品を制作。目には見えない霊的な存在たちとの交感、眠りや病とともにある身体、宙吊りのまま円環する時間感覚──。触れられないもの、見えないもの、聞こえないものこそを独自の映像表現によって体感させてきたアピチャッポンの世界は、AR/VR技術によっていかに拡張するのだろうか。15名ほどの観客は暗い空間に招かれ、ヘッドセットを装着しながら、空間を自由に歩き回る。中央に置かれたスクリーン上で展開される言語を超えた映像詩、静寂のなかに波動をつくり出す作曲家・坂本龍一によるサウンド、インタラクティブな動きで浮遊する光の粒子たち……。私たちはまだ誰も経験したことのない世界の彼岸に誘われるはずだ。

主な作品発表・受賞歴
2019
アルテス・ムンディ、カーディフ(英国)、アルテス・ムンディ8受賞
2015
『フィーバー・ルーム』アジア芸術劇場、広州(韓国)
2013
第11回シャルジャ・ビエンナーレ、シャルジャ(アラブ首長国連邦)、金賞受賞
2012
ドクメンタ(13)、カッセル(ドイツ)
2010
『ブンミおじさんの森』第63回カンヌ国際映画祭、カンヌ(フランス)、パルムドール受賞

公演情報

『太陽との対話(VR)』

VRパフォーマンス

AC59

  • Image photo
  • Courtesy of Apichatpong Weerasethakul
日時
10月4日(火)-10月9日(日)
13:00 / 13:30 / 14:00 / 14:30 / 15:00 /
17:00 / 17:30 / 18:00 / 18:30 / 19:00
10月10日(月・祝)
13:00 / 13:30 / 14:00 / 14:30 / 15:00 /
17:00 / 17:30 / 18:00
上演時間
60分
チケット料金
一般 3,000円
U25 2,000円

・当日券は、一般・U25一律で、+500円となります。

注意事項
未就学児入場不可
託児サービスあり(13:00-17:00)
利用料:
児童1人につき、1,000円
対象:
3歳から就学前までの児童
詳細はこちら
会場・アクセス
愛知県芸術劇場 大リハーサル室 (B2)
  • 東山線または名城線「栄」駅下車 徒歩5分
  • 瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩5分
公演パンフレット
公演終了後に公開
主催
特定非営利活動法人 芸術公社、国際芸術祭「あいち」組織委員会
共催
独立行政法人国際交流基金
共同制作
特定非営利活動法人 芸術公社、国際芸術祭「あいち」組織委員会、独立行政法人国際交流基金、世界演劇祭/テアターデアヴェルト2023

独立行政法人国際交流基金

特別協力
シェーン・アケロイド