アーティスト

バイロン・キムByron Kim

  • 1961年サンディエゴ(米国)生まれ。
  • ニューヨーク(米国)拠点。

バイロン・キムはしばしば、抽象的崇高と形容されるような領域で創作を行う。彼の作品は、抽象と具象、コンセプチュアル・アートと純粋絵画のはざまに存在する。20年以上続く制作期間で1000を超える作品数となった「サンデー・ペインティング」シリーズでは、毎週の空模様を記録し、絶えず変化する、広大な宇宙とささやかなアーティストの日常を対比する。このシリーズは、河原温の《Today》シリーズにおける「デイト・ペインティング」(1966-2013年)や、ポストカードのシリーズ《I Got Up》(1968-1979年)などに大きく影響を受けたものである。

キムの作品で最も知られているのは、1993年のホイットニー・ビエンナーレに出品され、現在も制作継続中の絵画《提喩(Synecdoche)》(ワシントン・ナショナル・ギャラリー、米国に収蔵)だろう。人間の肌の色を表した何百ものパネルがグリッド上に構成され、単色の抽象画であり、集団の肖像画とも言える作品だ。

  • 「サンデー・ペインティング、2001年1月7日~2018年2月11日」の展示風景
  • 2018年1月5日~2月17日
  • Courtesy of the artist and James Cohan