アーティスト

ディードリック・ブラッケンズDiedrick Brackens

  • 1989年メヒーア(米国)生まれ。
  • ロサンゼルス(米国)拠点。

アフリカ系アメリカ人とクィアである自身のアイデンティティを軸に、アメリカ史などの幅広いをテーマを扱い寓話や物語を題材にしたタペストリー作品で知られる。西アフリカの織物、米国南部のキルト、欧州のタペストリーなどを用い、抽象かつ具象な表現を展開。残酷な歴史を抱える「綿」を自ら染め、「男性の優しさ」をテーマにアフリカ人やアフリカ系アメリカ人による文学、詩、民話などを参照しながら、労働や移民の複雑な歴史と、アフリカ系アメリカ人として生きることの豊かさや繊細さを示す。市販染料に加えワイン、茶葉、漂白剤など独自の染料も用いた色鮮やかな作品は、マジック・リアリズム的な世界観と現在が交差し、空白の歴史を考察する。

近年の展示に「Diedrick Brackens: Ark of Bulrushes」スコッツデール現代美術館(2021年、米国)、「Diedrick Brackens: darling divined」ニュー・ミュージアム(2019年、ニューヨーク、米国)など。

  • 《summer somewhere(for Danez)》, 2020 Private collection, New York, NY.
  • © Diedrick Brackens. Courtesy of the artist, Jack Shainman Gallery, New York and Various Small Fires, Los Angeles.