アーティスト

カデール・アティアKader Attia

  • 1970年デュニー(フランス)生まれ。
  • ベルリン(ドイツ)拠点。

カデール・アティアは、西洋文化の覇権主義と植民地主義が広範囲に及ぼす影響を探求しているアーティスト。その探求の中心には「損傷と修復」という概念があり、建築、音楽、精神分析、医学、ヒーリングや霊性思想など、様々な分野の知見を結びつけている。彫刻から映像インスタレーションまで、マルチメディアを駆使した彼の作品において、「修復」とは無傷の状態に戻ることではなく、心の傷の非物質的な痕跡を目に見える形にするもの。そのアプローチは、パリのバンリュー区域(banlieue = フランス都市郊外の低所得者向け住宅開発エリア)とアルジェリアで育ったアティア自身の経験に基づいている。

  • 《リフレクティング・メモリー(Réfléchir la Mémoire)》 2016
  • © KaderAttia
  • Courtesy of the Artist, Collection MACVAL, France, Collection MAC Marseille, France, Galleria Continua, Galerie Krinzinger, Lehmann Maupin and Galerie Nagel Draxler